東京争議団ニュース第350/2020年8月8日


コロナ口実に団交5分で打ち切り!組合員を処分
鶴川高校教職員組合

 7月20日、8ヶ月ぶりにようやく団体交渉が開かれることになっていました。その間、6月15日に松山前委員長に60歳誕生日定年での雇用打ち切りを強行、9月・10月に続いて定年となる村田・三木2名の雇用については、いまだに返答はありません。
 百瀬理事長が会場の意向であるとして交渉員を5名に一方的に制限したため、事前折衝を申し入れましたが開かれないままでした。迎えた団交当日、人数制限は不当であるが傍聴支援のみなさんは別室でリモート中継をすると述べたところ、百瀬理事長はそれには答えず「危険を感じる!」と5分で打ち切り、団交を拒否しました。さらに後日、この団交について「精神的・肉体的苦痛を与え環境を害した」「不愉快を与えた」「憎悪や差別の感情で接した」などいう異常な内容で懲戒処分が下されました。百瀬理事長による学校私物化は許されません。


7月8日 柿生駅頭宣伝


最高裁・都労委に事件進行での「上申書」
明治乳業争議団

 コロナ禍のもとで、事件審査・審理の滞留が深刻だった司法や労働委員会ですが、感染防止の様々な対策を施しながら機能回復に動いています。明乳争議団も、都労委残留事件(39件)の審査開始を目指し、都労委事務局への要請・懇談を昨年から重ねていますが、改めて「事件進行に際しての上申書」を提出(7月29日)し、残留(市川工場事件26件、全国事件13件)の全事件を併合(一括)しての調査開始など、早期に長期争議の全面解決に結実できる審査指揮の発揮を強く求めています。また、最高裁に対しても「上申書」を提出(7月31日)し、特に、中労委命令の事実認定や「付言」の内容など、不当労働行為と格差の存在を認定しながら救済されない異常な「法の枠組み」の見直しなど、事件の全体像を正確に把握した上での憲法判断を強く求めています。猛暑のなか、コロナ禍の異常事態が続きますが健康第一に頑張る決意です。


7/20エドグラン前座込み


吉田先生の不当解雇事件、地元のマスコミも注目
帝京長岡高教職組

 7月30日に中央労働委員会が結審し、7月31日に新潟地裁長岡支部に申立てした、吉田先生の地位保全の仮処分を求めた裁判も結審しました。中労委は、早ければ年内に命令が交付され、地裁は9月11日あたりに決定が出される見通しです。地裁はかなり早く決定が出されるこのことからも大変期待できる決定になると思われます。
 なお7月31日には、全国から集った2、833筆と141団体の署名も地裁に提出しました。
 吉田先生は、この間新潟県内の多くの労働組合を周り支援をお願いし、支援集会も開催されました。さらに、支援者のYouTubeにも出演し2曲目がアップロードされました(https://www.youtube.com/watch?v=Qazgec9ZjgE&t=0s)。今後も、3曲目も予定されているなど、様々な手段を通して解雇の不当性を訴えていきます。


7月31日 裁判所に要請署名を提出 


争議解決を!KLM社前に30団体55名
オランダ航空雇止め解雇事件

 7月8日、全労連・東京地評「争議支援総行動」が行われ、KLMオランダ航空日本支社に対する要請行動と社前でのアピール行動を行いました。
 会社への要請行動では、主催者代表の全労連長尾ゆり副議長はじめ5人の要請団から、無期転換逃れの雇い止めや、第3陣裁判の時間稼ぎの対応の問題点を指摘、裁判に依らず主体的に解決するよう要請し、原告は職場復帰に対する思いを訴えました。
 会議室を準備して対応した川瀬人事本部長は、裁判係争中であり要請を受ける場なので答弁は控えるとの姿勢でしたが、「自分も含めて裁判資料を共有して訴訟に対応している」と発言しました。
 会社方針を検討するメンバーと面談し、社前行動を含めて組合側の構えを伝えられたことは有意義だったと言えます。
社前行動には、当該労組、原告と支援者の30団体55名が参加しました。


7・8総行動 KLM社前行動


運動の結果、ついに理事長が団交出席へ
東京国際福祉専門学校事件

 7月14日、理事長が団体交渉に出席しました。また、弁護士もこれまで出席していた番町総合法律事務所の者ではなく、別の弁護士が出てきました。
 これまで再三理事長出席を求め、拒否され続けていたのですが、ついに出席したのは、日々の運動の成果です。
 理事長は、争議を長引かせたくなく、「金銭解決をお願いしに来た」とのことでしたが、組合からは再度、組合員の不当解雇を撤回することと、財務諸表を基に廃校について協議したい旨を要求しました。


7/8 全労連東京地評争議支援総行動法人前


最高裁へ上申書と意見書を提出!
東電モラハラ裁判 

 東京電力の社内において、先輩社員による陰湿かつ継続的ないじめの辛さ・苦しさを遺書にしたためて、自死した芦澤拓磨さんの行政裁判は最高裁へ審理の舞台を移しています。
 拓磨さんの遺書やブログから、職場内でのいじめにより、孤立感を深め、追い詰められた結果の自死に及んだことは明らかにもかかわらず、拓磨さんの心理的負荷は「ただ不快に思っていた程度」とし、甲府地裁は遺族の請求を棄却し、東京高裁はその不当判決を支持しました。
 これを撤回するよう求める多くの皆様からお寄せいただいた上申書と、「平均労働者基準説」を判断基準に持ち出した、東京高裁の判断は誤りであるという指摘をされた医師の意見書を、7月8日に拓磨さんのご両親が最高裁へ届けました。
 当日は、新型コロナウイルス感染防止のため、最高裁南門での受け渡しのみとなりましたが、最高裁の裁判官も人間です。市民の声に真摯に耳を傾け、拓磨さんの遺書を熟読し、さらに最愛の子供を亡くした親の気持ちを汲み取って、事件の経過に照らし真っ当な判断を強く望みます。


いじめによる自死について労災認定を求める上申書


全労連、東京地評争議支援総行動JAL本社前
JAL不当解雇撤回争議団 宍戸 富美子

 コロナ禍で行動、活動も自粛していたので、久しぶりの本社前行動でした。
 参加者の体調が心配でしたが、274人もの方々に駆けつけていただきました。
 主催者、小田川全労連議長の挨拶に続き、東京争議団小関議長、JCU諏訪副委員長の連帯挨拶の後、内田団長、山口団長が決意表明をしました。
 解雇から10年近くたってもJALは解決策を示さず労働組合の統一要求に添った真摯な交渉も行われていません。
 コロナでJALの職場では雇用不安が広がり会社への不信が募っています。争議解決で職場不安の払しょくとJALのイメージアップを図る事が急務だと思います。
今後も会社回答を求め奮闘して行きます。引き続きのご支援をお願い致します。


7/8総行動 JAL本社前宣伝、要請行動


東京争議団サポーターの広場
エミレーツ航空争議の現状について報告

航空連SNw大阪支部エミレーツ航空分会

 中労委命令以降和解交渉として継続してきた関係で、みなさまへの報告を一定程度方向が定まるまで具体的な内容の報告を控えさせて頂いてきましたが、1名は3月に、残る2名は7月27日の(オンラインでの)団体交渉にて、職場が確定しましたので、皆様に報告をさせて頂きます。
 2月13日の中央労働委員会の命令以前に1名の羽田空港支店の職場が確定していましたが、会社は命令に従い2名の職場を東京都内の東日本支店に用意すると労働組合に提示しました。労働組合は2名が関東には移動ができない主張と、関西エリアにて職場を用意する様に要求し、粘り強く団体交渉を続けていたところ、会社は7月5日の団体交渉にて大阪市内にある西日本支店に職場を新設したことを労組に提案しました。結果、7月27日の団体交渉にて、労働組合と当該は会社に職場を受け入れることを伝え、確定する運びになりました。
 東京争議団の皆様には、中央労働委員会での傍聴、毎月の定例宣伝や、結審後の要請など、心強いご支援をいただき、ありがとうございました。最終解決まで、和解協議に臨んでいきますので、早期にいい報告が出来るよう皆様方のご支援とご理解を引き続きお願い致します。


九・一五東京地評争議支援総行動

皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。


各争議組合、争議団の要請・近況報告

▼明治乳業争争議団
  異常企業体質の包囲告発運動に総力 ! 
  第54次京橋エドグラン「座り込み」行動は、8月18日(火)=16時〜17時のサマータイムです。ご支援を!
▼国際福祉専門学校教職員組合
  8月24日13:15〜、東京地裁527法廷 第1回です。
▼JAL解雇撤回争議団
  8月 27日 (木曜日) 18:00 都内6駅頭宣伝行動
  9月 15日 (火曜日) 17:20 東京地評「争議支援総行動」JAL本社前宣伝・要請行動
▼KLMオランダ航空雇止め解雇事件
  9月15日 16:00〜16:25東京地評「争議支援総行動」
  KLMオランダ航空日本支社前宣伝(地下鉄千代田線赤坂駅1番出口) 
▼鶴川高校教職員組合
  9月18日(金)都労委調査。地裁は未定。コロナで日程がずれこんでいますが、変わらずよろしくお願いします。
▼帝京長岡高校教職員組合
  7月末に中労委は結審し、地位保全の仮処分も結審しました。一層のご支援をお願いします。
▼東電モラハラ
  闘いは最終ステージ〜最高裁への上申活動にご協力を〜最後までよろしくお願いします。


====東京争議団予定===

九月
  〇四13:00三役会議
  〇五13:00発送作業・全体会議

十月
  〇九13:00三役会議
  〇十13:00発送作業・全体会議


===行動予定===

八月
 十一08:00東京争議団共同宣伝(最高裁前)
 十八16:00明乳第54次座込み(京橋エドグラン前)
 二四13:15東京国際福祉専門学校 第1回裁判(口頭弁論)
 二七18:00JAL争議6駅頭宣伝

九月
 〇一08:30東京争議団共同宣伝(東京地裁前)
 〇二09:30東京地評争議支援総行動 第二次オルグ
 十一08:00東京争議団共同宣伝(最高裁前)
 十五終 日 東京地評争議支援総行動
 十六11:00地評総行動「最高裁要請」
 十六15:00地評総行動「都労委要請」
 十七11:00地評総行動「地裁要請」
 十八   鶴川高校都労委調査
 二二12:00JAL争議(羽田空港アピール行動)
 二九18:00JAL争議6駅頭宣伝

十月
 〇二 終日 司法総行動
 〇七08:30東京争議団共同宣伝(東京地裁前)


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