東京争議団ニュース第425/2026年11月7日
10月から都庁第1庁舎前で定例宣伝行動を開始!
公務公共一般SC不当雇止め
10月から第1水曜日の12時から13時まで都庁第1庁舎前で定例宣伝行動を開始しました。7日の宣伝には東京争議団の諏訪事務局長をはじめ8人の参加で宣伝を行いました。都庁前宣伝は、2018年に終結したCAD争議以来で久々の宣伝となりました。都側も宣伝対応に不慣れになっており、警備員を複数並ばせ監視していましたが終盤には落ち着いた雰囲気になっていました。
宣伝で感じたのは、外国人の通行人が本当に多くなったことです。どれだけアピール効果があるかは不明ですが、英語版のビラも必要?、なんてことも思いました。そのような中、ビラを熱心に見て手を振ってくれる外国人観光客風の人がいました。聞いてみるとALT(外国語指導助手)として働く東ゼン労組(東京一般ゼネラル労組)の組合員でした。彼らも私たちと同様、東京都と労使関係がある組合ですが、現在、会計年度任用職員の労働委員会申立て権を巡り東京高裁で争っています。
飛び入りの仲間の応援もありつつ、10月の宣伝は無事に終えることができました。引き続きのご支援をよろしくお願いします。

10/7 東京都庁前宣伝(第1庁舎前)で支援者とともに
支援の輪が広がる中、第2回弁論でほぼ主張を尽くす!
関東一高不当雇止め
関東第一高等学校を運営する学校法人守屋育英学園による雇止めを争う裁判は、11月6日第2回口頭弁論で原告側準備書面を提出、原告のギャリー先生は、派遣期間を含め約6年半勤務し、うち5年間は直接雇用で1年契約を4回更新した事実に基づき、主張をほぼ尽くしました。
学園側からは答弁書とともに3人の陳述書が提出されました。しかし、内容は事実と異なる記述があり、原告側の主張を覆すものとは考えられません。むしろ、学園側の説明の矛盾を明らかにし、こちらの主張を補強する内容となっています。
10月24日の決起集会では、弁護士による裁判の説明、地域労組からの連帯の挨拶、行動提起がありました。また、「全教私学争議をはげますつどい」では旗をいただきました。寄せられた連帯を力に、解決に向けて取り組みます。

10/24 「ギャリー先生を職場に戻す会」 決起集会
42年争議の全面解決に向け、腰を据えて協定内容のツメ!
明治乳業争議団
「日本一長い人権・差別争議」として42年目を闘う明治乳業争議団ですが、全面解決に向け最終局面を迎えています。第3次(市川23件・全国16件の39事件)の都労委証人調べ終了後、昨年2月から解決に向けた期日外指揮(水面下)が開始され、1年9ヵ月余が経過しています。会社との激しい攻防を乗り越えての解決局面ですが、先行事件の敗訴確定が前提の厳しい交渉が続きます。
争議団は、1960年代から続いた差別・人権侵害の異常な従業員管理の実態を認定した中労委命令「付言」の内容や、申立て人ら集団が闘ってきた異常企業体質の告発包囲運動の到達点などを力に、「労働争議の存在自体が企業活動上の重大リスク」との判断を経営陣に求める運動を継続する等、42年長期争議の終結に相応しい解決内容と水準を求めています。
今年も年末が2ヵ月弱と迫っていますが、争議団は腰を据えて最後の瞬間まで頑張る決意です。

2024/6/8 24年「支援共闘千葉集会」で人権侵害を報告
本訴は最高裁へ上告!
仮賃金返還訴訟は和解しました
帝京長岡高教職組
長年続いている本件裁判も、本訴は最高裁、中労委は10月9日結審し、最終書面は11月末までに提出となりました。
10月9日の中労委調査では、組合側の3名の重要な証人申請が却下されました。中労委の雰囲気も、司法に引っ張られている、少なくとも司法を気にし過ぎていると言わざるを得ず、苦しい状況です。
並行していた仮賃金返還訴訟は高裁へ抗告中でしたが「分割で返す」という和解になりました。賃金返済額非常に多額です。皆さまへご協力のお願いをすることになります。何卒、お力をお貸しください。
なお、中労委からは和解も視野に入れないかと強く打診されています。しかし、この場面での和解にどのようなメリットがあるのか、慎重に検討しなくてはなりません。そもそも学園側の完全拒絶も十分に考えられます。闘いの状況としては劣勢に立たされておりますが、東京に行けば毎回必ず駆けつけてくれる東京争議団から大変励まされ続けています。
中労委、再雇用拒否は組合差別としつつも職場復帰は認めず
フェリシア(旧鶴川)高校教職員組合
10月13日、26回目となる命令が中央労働委員会から交付されました。
中労委命令は組合員3名への再雇用拒否(2020年の60歳誕生日定年)が組合差別であったと認め、新聞紙2枚大の謝罪文掲示と中間収入として4割削減した高裁判決(確定)の差額賃金を支払うよう命じました。また、「法人が長年にわたり不当労働行為等の紛争を繰り返していることについては極めて遺憾である旨付言する。当委員会は、法人が労組法をはじめとする労使間のルールを遵守するとともに、組合らとの一刻も早い労使関係の正常化に向け、本命令を確実に履行し、真摯な努力を重ねることを切に望むものである。」 と結論づけました。
その一方で中労委は、都労委が命じた「職場復帰」を取り消し64歳が再雇用期限であるとしました。 私たちは、33年に及ぶ争議の全面解決をはかるよう引き続き求めていきます。解決のその日まで、ご支援をよろしくお願いいたします。
時間外労働の実態と異なる勤務記録の問題を指摘
佐倉市O先生過労自死事件
千葉地裁の不当判決を覆すための「O先生が過重であったと指摘・検討する証拠」からなる控訴理由書を高裁に提出しました。
O先生の印字された出勤・退勤時間は過小であり実態に即していない理由として、�@元々教師であった指導主事は、奉仕的に働くという伝統が強く時間外もできるだけ申請しないという暗黙のルールがあった、�A指導課長は職員の時間外勤務の管理がずさんであった、�B始業前と終業後の一日2回時間外を申請できることを周知していない、�C週休の振替をせず佐倉市職員服務規定に違反していることなど、数々の証拠を示しました。
佐倉市教育委員会に安全配慮義務違反を認めさせ、誰もが安心して働ける教育行政機関としていくためにも、高裁で公正な審理と判断を求める「オンライン署名」のご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

10/2 東京高裁前で訴えるO先生の遺族と支援者

11月28日 卒業生交流・学習会にご参加を!
東京国際福祉専門学校教組
組合は、争議解決の報告・周知と、労働争議や運動への引き続きの連帯を続けています。10月は、原口朋弥さん不当分限免職事件で、毎朝の東京国税局や各税務署前での宣伝行動、帝京長岡高校不当解雇事件の中労委傍聴支援に参加しました。
争議解決時の和解条件として獲得した教室使用権を活かして、東京外語専門学校で開催してきた、今年度第2回目の卒業生交流・学習会を11月28日(土)10時30分〜13時30分に行います。
今回は、卒業生から保育現場の実態を学ぶことを予定しています。それを通して、労働者の権利や平和な社会のために私たちができることは何か、考えていきたいと思います。
みんなとピースサンデー(うたごえ)で原口さんが訴え
全国税不当分限免職事件
10月17日、みんなとピースサンデー(うたごえ)で、原口争議の歌「アゲイン」が披露され、原口朋弥さんは歌の前に約3分間の訴えを行いました。
原口さんは、国税局で障害特性に応じた配慮や配置の見直しが十分に行われないまま分限免職となった経過を説明し、裁判への支援を呼びかけました。会場では、出演者が「アゲイン」を歌い、参加者が歌声に耳を傾けました。
争議の背景にあるのは、障害のある人が職場で力を発揮できるよう、本人の声を聞き、仕事の進め方や環境を整える責任です。裁判では、免職に至るまでにその検討が尽くされたかが問われています。原口さんは、具体的な指示や強い口調を避けること、習熟した業務を続けられる配置などを求めてきましたが、適切な対応がなされなかったと訴えています。
次回の口頭弁論は12月3日(木)午前10時30分、東京地裁709号法廷。その後11時30分から原口さんを支援する会の総会を行います。
誰もが安心して働き続けられる社会へ、傍聴とご支援をお願いします。

10/17 ピースサンデーで歌う原口さんと仲間たち
《新加盟争議の紹介》
青年ユニオン ITワーカーズ・ユニオン 解雇事件
オンライン予約システム大手「株式会社コントロールテクノロジー」で働くHさんは、副社長によるパワハラ、部署異動で体調を崩しました。今年3月に組合加入を通告し、「業務量の軽減を含む環境調整が必要」との主治医の診断書を提出したところ、会社は3月13日に休職命令書をメールで送りつけ、週明け16日に出勤しても入館ゲートを開けず、ロックアウトしました。
Hさんは5月23日に主治医の「労務可能」の診断書を提出し、6月11日に会社指定医と面談しましたが、会社は6月13日の団交で「復職不可」を主張、組合が医学的根拠の提示を求めても応じず、Hさんは休職期間満了で6月15日に退職とされました。
組合は、社前行動等を行い、団交での解決を求めましたが会社が応じないため、10月26日に都労委に不当労働行為救済申立てを行い、翌27日に東京地裁に地位確認を求めて提訴しました。 Hさんは「同じ被害にあう人が出ないよう頑張りたい」と決意を固めています。ご支援をよろしくお願いします。

コントロールテクノロジー社前行動
東京争議団サポーター広場
解雇争議の中で東京争議団
元銀行産業労働組合・大谷邦孝
私たちは長年の差別闘争解決後、一九九一年個人加盟組合銀行産業労働組合を全国の銀行等に働く方々で結成しました。その後嘱託事務員解雇事件が起こり、東京争議団に加盟させていただきました。
労働委員会・裁判は勝利しても争議解決には至りませんでした。
私たちは北海道から沖縄まで、多くの仲間に支えられ行動を続け、特に横浜・新潟・神戸・長崎では幾度も行動を積み重ね、長崎県・市への 要請まで実現でき、7年半かかりましたが解決を迎えることが出来ました。
全国各地の行動も大切でしたが、何と言っても東京争議団に助けられました。
本社はじめ都内だけでも何か所もある営業所への宣伝行動、毎月あるいは、争議支援総行動など、そして有明コロシアムでの「AIGオープンテニス」前大行動でも多数の争議団の支援を受け、闘い続ける事が出来る原動力になりました。
その後の八千代銀行・ステートストリート信託銀行・アメックス・東京税理士会セクハラ・パワハラ裁判でも、常に東京争議団が駆け付けてくださいました。
ありがとうございました。これからもサポーターの一員として参加していきたいと思います。
編集部記事
第37回じん肺全国キャラバン集結行動に参加
37回を数えるじん肺全国キャラバンは、各地での取り組みのまとめとして、10月27・28日東京で集結行動が行われました。
27日は厚労省前での行動から集結集会、28日は木枯らしの吹く中で朝8時30分から三菱重工本社前行動を実施、その後国会請願デモで集結行動を終了しました。両日、東京争議団も支援参加し、三菱重工本社前では連帯の挨拶を行いました。

10/27 じん肺全国キャラバン 厚労省前行動

10/28 じん肺全国キャラバン 三菱重工本社前行動
各争議組合、争議団の要請
▼東京国際福祉専門学校教職員組合
11月28日(土)10:30〜13:30、東京外語専門学校で卒業生交流・学習会です。ご参加ください。
新守る会にご入会(新規・継続)下さい!活動費のカンパをお願いします
大好評支援物販つけもの(500円)購入希望の方はご連絡下さい。
tiwc.union@gmail.com
▼全国税不当分限免職事件
12月3日(木)午前10時30分、東京地裁709号法廷
傍聴支援よろしくお願いします。。
▼フェリシア(旧鶴川)高校教職員組合
12月7日(月)14:00中労委調査(再雇用)
12月11日(金)18:30鶴川闘争支援共闘会議総会 エデュカス7階
最後までご支援宜しくお願いします。
▼公共一般SC雇止め事件
次回裁判期日:日程調整中です。わかり次第お知らせします。
都庁前宣伝 1月6日(水)12:00公共一般SC事件
勝利させる会:会費1口1000円。大募集中。詳細は公共一般まで(03−5395-5255)
物販:石川県輪島産、乾燥わかめ、甘えび、ほたるいか(各600円・税込)詳細は同上
12・2(水)終日
全労連・東京地評
争議支援総行動!
争議解決に向け、みなさんの行動参加
ご支援、ご協力をお願いいたします!
十二・二六(土)
東京争議団共闘会議
「第六十五回総会」
場所:ラパスホール
時間:午後一時〜
ご参加をお願いします
====東京争議団予定===
十二月
〇四 13:00 三役会議
〇五 13:00 発送作業・全体会議
一月
〇八 13:00 三役会議
〇九 13:00 発送作業・全体会議
===行動予定===
十一月
十五 13:00 東京働く者の権利討論集会 ラパスホール
二八 10:30 東京国際福祉専門学校教組 卒業生交流・学習会 東京外語専門学校教室
十二月
〇二 終日 全労連・東京地評 争議支援総行動
〇三 10:30 全国税原口分限免職事件 東京地裁709号法廷
11:30 原口さん支援する会「総会」
〇七 14:00 フェリシア高校再雇用拒否事件 中労委 調査
十一 18:30 鶴川闘争支援共闘会議総会 エデュカス東京7階
二六 13:00 東京争議団 第65回総会 ラパスホール
一月
〇六 08:30 東京争議団 東京地裁高裁前共同宣伝
12:00 公務公共一般SC雇止め事件東京都庁前宣伝 都庁第1庁舎前
二月
十一 13:00 東京争議団 新春の集い ラパスホール