東京争議団ニュース第423/2026年9月5日


関東一高前でデモ・パレード!雇止めの撤回を訴え!
関東一高不当雇止

 関東第一高校で5年間勤務したギャリー先生は、無期転換申込権の発生直前に、明確な理由なく雇止めされました。
 8月17日、雇止め撤回を求め、約50人が新小岩でデモ・パレードを行いました。東京私教連、江戸川区労連、コミュニティユニオン江戸川、東京争議団、東京私学退職教の仲間をはじめ、関東一高元教員、卒業生、現役生徒も参加。出発前には各団体の代表から連帯のあいさつと激励の言葉をいただき、この雇止めがいかに不当なものであるかを共有しました。「ギャリー先生を職場に戻せ!」「不当な雇止めを撤回しろ!」と声を上げながら、関東一高の正門前を通りました。
 沿道では家から出て見守る人や、窓・ベランダから動画を撮る人も多く、生徒からは「ギャリー頑張れ!」との声援も寄せられました。教師・労働者の権利を守るため、今後も行動を続けます。


8.17 関東一高前を堂々とデモ・パレード


60年闘争の集大成。悔い残さぬ最後の攻防!
明治乳業争議団

 明乳争議は、1960年代から旺盛な組合活動への会社攻撃が強まる中で発生した、解雇事件・女性隔離事件・思想差別事件・不当労働行為事件など等を踏まえ、異常企業体質の根幹に迫る闘いとして、1985年4月から開始した全国規模での「不当労働行為・差別事件」であり開始から41年ですが、労組活動への支配介入との闘いは60年余となります。そして今、都労委を舞台に全面解決を確実にする闘いの最終局面です。
 明乳争議は先行した市川工場事件(第一次)と全国事件(第二次)が、共に単年度審査により最高裁で敗訴が確定しました。そして、都労委残留の39事件が現在の闘い(第三次)ですが、「敗訴確定」が解決交渉の前提とされる厳しい闘いです。争議団は長期争議で蓄積してきた運動の到達点を力に、司法判断の枠組みだけではなく、「企業活動上のリスク判断」や「長期争議の後始末」に見合う解決水準を求め、焦ることなく腰を据え、確実に最後の瞬間まで闘い切る決意です。


4/17 亡くなった仲間の遺影と共に座り込み


解雇事件審理の重要局面を迎え中労委に要請!
帝京長岡高校職組

 7月10日の解雇事件高裁不当判決に対し、7月22日付で最高裁に上告しました。
 解雇は不当労働行為であり無効とした新潟県労委命令に対し、学園側が中労委に再審査を申し立てた事件は、次回10月9日の調査で組合側証人を採用するか、結審となるかの重要局面を迎えています。
 8月31日には当事者の吉田先生と帝京長岡高校職員労組、新潟私教連が上京し、全国私教連、東京・神奈川・千葉の各私教連、東京争議団の7団体15名で中労委事務局に要請を行い、4通の要請書と労使関係の実態報告資料を提出しました。各団体は、新潟県労委がとった労働委員会としての判断枠組みの維持、2名の卒業生の証人尋問の必要性について訴えました。吉田先生は、学園側弁護士が送りつけてきた仮賃金の返還を求める文書「ご連絡」について、学園側が自宅や給与・銀行預金の仮差押えを申し立て、さらに懲戒処分事件判決に関し名誉棄損による損害賠償の提訴を検討することを示し、脅しのような内容になっていることを中労委に説明しました。
 何としても新潟県労委命令を維持するため、中労委事務局には9月に再度要請を行うことを伝え、約1時間の要請行動を終わりました。


発達障害当事者の弁護士が弁護団へ
全国税不当分限免職事件

 全国税組合員原口さんの不当分限免職撤回裁判で、新たに日野アビリティ法律事務所(東京都日野市)の伊藤克之弁護士が代理人に加わりました。伊藤弁護士自身も発達障害の当事者であり、合理的配慮の問題が本格的な争点となる中、弁護団の体制と原告側の主張・立証をさらに強化します。
 次回は9月25日(金)午後1時30分から進行協議が行われます。口頭弁論はなく、当事者と支援する会代表世話人らで対応し、終了後には報告集会を予定しています。
 裁判はいよいよ審理が本格化する重要な局面を迎えています。勝訴判決を勝ち取るため、引き続き皆さまのさらなるご支援をお願いいたします。


8/5 東京地裁・高裁前宣伝行動の模様


中労委審査開始、迅速な命令交付を求めます
フェリシア(旧鶴川)高校教職員組合

 8月24日、渡邊組合員の再雇用拒否に関する中労委第一回調査が行われました。学園は、再審査開始にあたって書面を提出し、「(初審命令が)使用者の対応を不当労働行為と認定することは明らかに誤りである」と主張し、ことごとく命令を否定する論を展開しました。しかし、これまで組合が主張して来たように、学園の主張する処分理由の中には事実とは認められないものが数多く含まれており、再雇用の申出を拒否する理由とはなりえません。学園はさらに反論を提出するとのことです。
 中労委は、早期に結審する意向です。第2回調査は12月7日14時からになります。明泉学園百瀬義貴理事長には「法令を遵守する」と自ら定めた学園の基本ルールを守ることが求められます。3名への再雇用拒否ととにも職場復帰命令を履行し、一日も早く全面解決出来るよう運動を続けます。


全国私学夏季研究集会で訴える争議団


原告を励ます会(裁判報告集会)を開催
公共一般SC事件

 東京都スクールカウンセラー雇い止め撤回裁判が折り返し地点を迎えている中、8月9日70人以上の組合員や支援者で原告を励ます会を開催しました。東京争議団諏訪事務局長から手品付きのあいさつをいただき、大いに盛り上がりました。
 原告らとのパネルトークでは、17年間現場で高い評価を受けながら雇い止めされた原告、民間企業出身の原告が直面した理不尽な選考の実態、心のケアには年単位の継続的な信頼関係が不可欠なのに都は十分な引き継ぎ期間も保障せず、無給の手弁当で引き継ぎを行わざるを得ない現状が浮き彫りになりました。
 一方、子どもたちのセーフティネットとして、不登校の生徒が教室復帰を果たしたこと、虐待相談で教員と連携し子どもの命を守った経験など、使命感とやりがいも語られ、SCが教育現場に欠かせない専門職であることが改めて明かにされました。
 原告らは、「雇い止めを知って泣いてくれた子どもや保護者、絶句した先生たちの姿を見て、このまま引き下がるわけにはいかないと決意した」、「個人だけの問題ではなく、公務非正規全体の理不尽な雇用・業務形態を変えるために最後までたたかい抜く」と、力強く訴えました。


パネルトークの様子


 新守る会3年目第1回の卒業生交流・学習会は9月26日(土)
東京国際福祉専門学校事件

 組合は、争議解決の報告・周知と、労働争議や運動への引き続きの連帯を続けています。8月は、原口朋弥さん不当分限免職事件で、毎朝の東京国税局や各税務署前での宣伝行動、関東一高ギャリー先生雇止め事件、JAL争議支援宣伝に参加。東京都スクールカウンセラー雇止め事件の集会では、東京争議団として漬物と珈琲の物販を行いました。また、定例の東京争議団地裁・高裁前宣伝には組合員全員で参加しました。
 争議解決時の和解条件として獲得した教室使用権を活かして、東京外語専門学校で開催する、今年度第一回目の卒業生交流・学習会は9月26日(土)10:30〜13:30の予定です。卒業生や労働者の仲間みんなで、楽しい時間を過ごせる企画を準備しています。是非、ご参加ください。
 また、新年度になりましたので、会員継続をお願いしております。すでに、たくさんの方から継続をいただいており、連帯の広がりに励まされています。 是非、今後も、知恵と力と財政的なご支援をお願いいたします。


《新加盟争議の紹介》
佐倉市教育委員会 O先生過労自死事件

 21年間中学校教師であったO先生は、佐倉市教育委員会に指導主事として勤務していた5年目の2013年12月末に、自ら命を絶ちました。
 遺族が申請した公務災害補償基金の運営はパワハラ加害者の教育長が主に行うためO先生の過重労働等を証明することが難しい上、手続きの不備により再審査請求もできませんでした。
 そのため、佐倉市の安全配慮義務違反を問う民事裁判を提起しました。裁判では、被告佐倉市の虚偽記載やO先生が孤立無援で過重業務をこなしていたことを主張し、同教育委員会に16年勤務した元課長の証言や陳述書等により、公正な審理と判断が期待されました。しかし、原告側の主張を全て否認する不当判決が下りたため、東京高裁へ控訴してたたかいます。
 人の命と暮らしを守るべき行政機関でありながら、O先生の命と夢と希望を奪った佐倉市を許すことはできません。ご支援をよろしくお願いいたします。 


8月30・31日サマーレクでした


各争議組合、争議団の要請

▼関東一高ギャリー先生雇止め事件
  9月11日(金)10:00 東京地裁519号法廷
  教師・労働者の権利を守るため、傍聴支援をお願いします!
▼全国税不当分限免職事件
  9月25日(金)13:30 地裁進行協議 後 報告集会
▼東京国際福祉専門学校教職員組合
  新守る会にご入会(新規・継続)下さい!活動費のカンパをお願いします
  9月26日(土)10:30〜13:30、東京外語専門学校で卒業生交流・学習会です。ご参加ください。
  大好評支援物販つけもの(500円)購入希望の方はご連絡下さい。tiwc.union@gmail.com
▼フェリシア(旧鶴川)高校教職員組合
  10月7日(水)16:00 学園要請 フェリシアこども短大
        17:00 駅頭宣伝 鶴川駅前
▼帝京長岡高校職員労働組合
  10月9日(金)14:00 中労委調査 傍聴支援お願いします。
▼公共一般スクールカウンセラー(SC)事件
  次回裁判期日:日程調整中。わかり次第お知らせします。
  勝利させる会:会費1口1000円。大募集中。詳細は公共一般まで(03−5395-5255)
  物販:石川県輪島産、乾燥わかめ、甘えび、ほたるいか(各600円・税込)詳細は同上。


司法総行動
10・2(金)終日
@8:30 最高裁前宣伝
A10:15 意思統一集会
B12:10 地裁高裁前宣伝
その後、裁判所・都労委等に要請
ご参加お願いします


====東京争議団予定===

十月
 〇八 13:00 三役会議
   十 13:00 発送作業・全体会議
十一月
 〇六 13:00 三役会議
 〇七 13:00 発送作業・全体会議 


===行動予定===


九月
 十一 10:00 関東一高 ギャリー先生雇止め事件 東京地裁519号法廷
 二五 13:30 全国税 原口さん不当分限免職事件 東京地裁 進行協議後報告集会
 二六 10:30 東京国際福祉専門学校 卒業生交流・学習会 東京外語専門学校
十月
 〇二 終日 司法総行動
 〇七 08:30 東京争議団 東京地裁高裁前共同宣伝
    16:30 フェリシア学園要請 フェリシアこども短大前
    17:00 フェリシア高校 駅頭宣伝 鶴川駅前
 〇九 14:00 帝京長岡高校吉田解雇事件 中労委 調査
十一月
 〇四 08:30 東京争議団 東京地裁高裁前共同宣伝
 十五 13:00 東京働く者の権利討論集会 ラパスホール


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