東京争議団ニュース第422/2026年8月8日


東京高裁が不当判決!闘いは最高裁へ!
帝京長岡高校職組

 7月10日に解雇事件の高裁判決がありました。内容は、私たちの期待を大きく裏切るものでした。高裁は、私たちの主張をいっさい認めず、不当な判断を下しました。すぐに最高裁に上告、また全力を尽くしますので引き続きのご支援をお願いいたします。
 7月29日には中央労働委員会(中労委)の調査が行われました。前回の調査では、この日に結審する可能性があることを伝えられていましたが、事前に中労委労働者委員に組合側の思いを強く伝えていたこともあり、なんとか結審を避けることができました。次回は10月9日となり、この日に組合側申請証人の採否が決まり、証人が採用されなければ結審となります。
 また、仮賃金返還訴訟は高裁へ抗告中ですが、学園への返還を開始することになりそうです。非常に多額になります。皆さまへご協力のお願いをすることになります。何卒、皆さまのお力をお貸しください。


41年に及ぶ長期争議の解決局面、着地に向け全力!
明治乳業争議団

 41年争議の全面解決を確実にする闘いに奮闘する明乳争議団ですが、公益委員による期日外指揮の開始から1年半余りが経過します。この間、公益委員を始め参与委員の粘り強い努力のもと、解決の枠組み等をめぐる会社との攻防が続いていますが、全面解決に向けた「協定書」の全体像が固まりつつあると受けとめています。
 しかし、この重要局面において事件当事者企業の(株)明治を始め、同業のロッテ・森永乳業・森永製菓・赤城乳業・江崎グリコ等の大手6社による、市販用アイスの卸売価格でのカルテル問題が発覚し、「独占禁止法違反」容疑で公正取引委員会の立ち入り検査を受ける事態が発生しました。報道によると、数年前から各社担当者らが1商品あたり10円から20円の値上げを談合していた等、異常な物価高騰に苦しむ消費者を裏切る犯罪行為であり看過できない事件です。
 私たちは不正を許さない闘いと同時に、長期争議の確実な全面解決に向け最後の瞬間まで奮闘する決意です。


5/27 全労連・東京地評争議支援総行動 明乳前行動


学園は命令不履行のまま中労委審査がスタート!
フェリシア高校教職員組合

 8月24日、3件目となる中労委審査がスタートします。数多い労働争議の中でも同時に3件の中労委審査が進行することは希です。
 この事件は、渡辺組合員に対する再雇用拒否事件であり、新理事長百瀬義貴氏が就任後の解雇事件です。3月30日の都労委命令の後、4月9日に学園が再審査申立を行うまでに、明泉学園理事会はどのような協議を行ったのか、団体交渉において説明を求めました。学園は「理事会には説明した。理事会の議論を述べる必要はない」と詳細を明らかにしませんでした。その一方で、学園が4月に発表した「ガバナンスコード」においては、「法令遵守のための体制を整えています」「運営方針を自主的に点検しステークホルダーに対して説明責任を果たします」と謳っています。しかし学園は、職場復帰・ポストノーティスの命令を履行していません。
 私たちは、学園の真の発展のために、一日も早い争議解決を目指します。


鶴川駅前で訴えるフェリシア高校教組の仲間


全労連定期大会でSCの実情と争議支援の訴え
公共一般SC事件

 夏は、地域労組のビアパーティーや組合の定期大会が多く開催される時期で、スクールカウンセラー(SC)争議も支援をいっそう広げるべく、全労連第33回定期大会(7月25日〜27日)にて争議支援の訴えをさせてもらえる機会を得ました。
 当日は、原告Aさんがご夫婦で参加してもらうことができました。夫さんにも一緒に横断幕を持ってもらいました。Aさんは、SCがどんな仕事をしているのか、東京都が専門性や継続性、勤務実績を無視して、5年雇止めを行っている実態を訴え、改めて職場に戻る決意を訴えました。まだまだ暑い時期は続きますが、支援に動き回りたいと思います。 
 =以下Aさんの感想=
「私たちSCの現状と支援のお願いに、多くの代議員の皆さんが真剣に耳を傾け、うなずきながら聞いてくださる姿がとても印象的で、現場の実情や私たちの思いが伝わっていることを実感し、心強さを感じました。今後も原告と共に前を向き、最後まで闘い抜く勇気と力をいただけた貴重な機会となりました」


7/26 争議支援の訴えの様子


全労連定期大会で原口争議を紹介
全国税不当分限免職事件

 7月25日から27日に開催された第33回全労連定期大会の争議団紹介で、「原口朋弥さんを支援する会」が登壇しました。
 会場では、「東京国税局によるパワハラ・障害者差別は許さない!」「原口さんの分限免職を撤回せよ!」と記した横断幕や団体旗を掲げ、東京地裁で係争中の原口さんの不当分限免職撤回裁判を全国から集まった代議員・組合員へ広くアピールしました。
 原口事件は東京地裁で第4回期日を終え、現在も審理が続いています。全国の仲間の前で争議を紹介したことは、障害者差別やパワーハラスメントのない職場づくりの重要性を改めて訴えるとともに、当争議への理解と支援を全国へ広げる貴重な機会となりました。


第33回全労連定期大会で訴える「原口朋弥さんを支援する会」


新守る会総会を行いました
9月26日卒業生交流学習会です

東京国際福祉専門学校教組

 争議解決から2年を経過し、新守る会は7月5日に西久保コミュニティセンターで、第3回総会を開催しました。ミニ学習会では、保育園の元園長で、東京国際福祉専門学校の卒業生、教員とも関わりのあった堤崎栄造さん(「巨大データセンター(DC)から住民の暮らしと環境を守る市民の会」事務局長)から、DC(AIなどの膨大なデータを処理するための巨大建造物)建設による地域住民の環境破壊の問題について、お話しいただきました。AIやデジタル化等がどんどん進む中で、その負の側面ともいえる環境問題や住民への被害が進んでいることを、参加者一同、思い知らされました。保育園の近くでもDC建設が進んでいる事例もあり、子どもの権利を守る観点からも、強く憤りを感じられ、大人たちは真剣に考える責任があるという思いも沸くものでした。
 総会には15名が参加。今年度も、争議で獲得した東京外語専門学校の教室使用権を活かして、卒業生交流・学習会を行うことや、様々な争議と連帯しながら、労働者の権利や平和な社会の実現のための学びや行動を深めていく方針を確認しました。9月26日(土)予定の交流・学習会に。是非、ご参加ください。


7/5 新・守る会総会


《新加盟争議の紹介》
関東一高 ギャリー先生雇止め事件

 江戸川区内のスポーツが盛んで有名な私立関東第一高等学校で、雇止め事件が起こりました。
 英語科教諭のギャリー先生は2019年9月より派遣で勤務を開始し、21年4月からは有期雇用教員として直接雇用となりました。特別教員免許を取得して授業を一人で受け持ち、ネイティブ教員の取りまとめ、国際交流や海外提携校留学での研修や引率、英文文書作成なども担当しました。雇用契約書に不更新条項はなく、26年度も継続雇用されると思っていましたが、昨年11月に英語科主任より「26年度は5年を超えるので契約更新はないかもしれない」と言われ、校長に聞いても「期間満了で雇止め」と言うばかりでした。 ギャリー先生は東京私教連に加盟し団体交渉を行ないましたが、学校側が26年3月31日で雇止めを強行してきたため、5月7日に東京地裁に地位確認を求めて提訴しました。
 教育機関が、労契法を脱法し、無期転換逃れで雇止めすることを決して許すことはできません。皆さんのご支援をお願いします。 


東京争議団サポーター広場
裁判所和解案を日赤が拒否。闘いは継続
事務局長 諏訪幸雄

 釧路日赤病院新人看護師村山譲さんパワハラ自死事件(2013年9月自死、労災非認定後、損賠訴訟提訴)は、3月の東京争議団全体会議で支援の訴えがあってから、毎月行われる日赤本社前宣伝行動に東京争議団から支援参加が行われています。
 5月には釧路地裁の損賠訴訟で裁判所が和解案を提示、原告側は納得できる内容でしたが、日赤側が拒否し裁判継続となりました。次回裁判は9月15日です。
 5月27日全労連・東京地評争議支援総行動にエントリーして日赤本社前行動を実施、その後6月、7月と本社前行動を継続しています。8月はお休みですが、9月以降に実施する場合は引き続き支援していきたいと思います。


各争議組合、争議団の要請

▼関東一高ギャリー先生雇止め事件
  8月17日(月)18:30 パレード:江戸川区松島四丁目公園集合
  9月11日(金)10:00 第1回期日 地裁519号法廷
▼フェリシア(旧鶴川)高校教職員組合
  8月24日(月)14:00 中労委 渡辺組合員再雇用拒否事件調査
  9月2日(水)16:30 学園要請 フェリシアこども短大
       17:00 フェリシア駅頭宣伝 鶴川駅前
▼東京国際福祉専門学校教職員組合
  9月26日(土)10:30〜13:30、卒業生交流・学習会 東京外語専門学校で行います。
  ご参加ください。
  大好評支援物販つけもの(500円)購入希望の方はご連絡下さい。tiwc.union@gmail.com
▼帝京長岡高校職員労働組合
  10月9日(金)14:30 中労委調査
▼公務公共一般スクールカウンセラー(SC)雇止事件
  勝利させる会:会費1口1000円。大募集中。詳細は公共一般まで(03−5395-5255)
  物販:石川県輪島産、乾燥わかめ、甘えび、ほたるいか(各600円)詳細は同上。
▼全国税原口不当分限免職事件
  9月25日(金)13:30〜東京地裁で進行協議 終了後報告集会


東京争議団
サマーレクのご案内
8月30日(日)〜31日(月)
奥多摩(山梨県小菅村)

マス釣り場の川沿いの旅館の庭で、釣れたてのマスの塩焼き&バーベキュー。夜は楽しい交流会
日頃の活動の労をねぎらいエネルギーを充てん!


====東京争議団予定===

九月
 〇四13:00 三役会議
 〇五13:00 発送作業・全体会議
十月
 〇八13:00 三役会議
  十13:00 発送作業・全体会議 


===行動予定===

八月
 十七 18:30 関東一校ギャリー先生雇止め事件パレード 江戸川区松島四丁目公園集合
 二四 14:00 フェリシア高校 渡辺再雇用事件 中労委
 三十〜三一 東京争議団サマーレク

九月
 〇二 08:30 東京争議団地裁高裁前宣伝
     16:30 フェリシア学園要請 フェリシアこども短大前
     17:00 フェリシア高校 駅頭宣伝 鶴川駅前
 十一 10:00 関東一高 ギャリー先生雇止め事件 東京地裁519号法廷
 二五 13:30 全国税原口分限免職事件 地裁進行協議後 報告集会
 二六 10:30 東京国際福祉専門学校 卒業生・学習会 東京外語専門学校

十月
 〇二 終日 司法総行動
 〇七 08:30 東京争議団 地裁高裁前宣伝
     16:30 フェリシア学園要請 フェリシアこども短大前
     17:00 フェリシア高校 駅頭宣伝 鶴川駅前
 〇九 14:30 帝京長岡高校 吉田解雇事件 中労委 結審


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