東京争議団ニュース第418/2026年4月4日


脳脊髄液減少症の労災申請から9年のたたかいで解決!
コープみらい及川労災事件

 及川さんと食品一般ユニオンが、コープみらいの団交拒否に対し中労委に不当労働行為救済を申し立てた事件は、3月31日の第3回調査期日に三者委員の立ち合いの下、争議の円満解決を確認しました。2010年5月に業務中転倒で脳脊髄液減少症を発症し、労災申請をした2017年から9年、転倒から16年に及ぶ苦難の闘いが終結しました。
 話し合い解決を求めた団交要求をコープが拒否、ユニオンは24年5月に埼玉県労委に団交拒否の救済申立てを行いました。その後労災認定を求めた行政訴訟が25年1月、損害賠償請求訴訟が24年11月に最高裁で棄却されました。さらに埼玉県労委は25年9月に申立を棄却、及川さんとユニオンは中労委に再審査を申し立てました。
 最高裁敗訴により運動でコープを動かすしかなく、本部事務所、南浦和駅、埼玉県庁、総代会会場、各店舗前で宣伝を行い、年明けにはブログを立ち上げてコープへの働きかけを強めたことが、今回の解決に結びついたと言えます。
 20年10月の東京争議団加盟から5年半、ご支援ありがとうございました。


3/31 中央労働委員会で支援者と共に争議解決を確認(中央右が及川さん)


「高齢者」争議団が株主総会を視野に決断迫る総力戦!
明治乳業争議団

 明乳事件は、都労委証人調べ終了後の調査期日(一昨年2月28日)に和解の打診が双方にあり、その可能性を確認した労働委員会の判断で、その後の調査期日が延期となり1年余が経過します。
 この間、和解に向けた期日外(水面下)の攻防が続いていますが、争議団は長期争議で蓄積してきた全国運動や、争議団ホームページ、ブログなど等の情報ツールでの企業体質を告発。さらに、継続は力の立場で長年実行中の「社前座り込み行動」や、「役員宅要請行動」など等を武器に、40年も続く「人権・差別争議」の存在が、企業活動上の重大リスクの判断を経営陣に迫る運動に総力を挙げています。
 特に、6月の明治HD株主総会に向けた力の集中を確認し、その一環として4月・5月の社前座り込み行動を2日間連続で設定。4月は16日〜17日に行います。41年争議の集大成に、悔いなく闘う決意に燃えている高齢者争議団に、最後までのご支援・ご協力をお願いします。


3/19 明治ホールディングス前での第111次座り込み


控訴審第1回弁論4月20日
東京高裁大法廷で!
帝京長岡高校職組

 3月10日、東京高裁で2回目の進行協議が行われ、第1回弁論期日が4月20日14時(1階大法廷)に決まりました。10日は12時15分から高裁前で宣伝を行い、13時30分から訟廷管理官へ要請、冒頭で333団体、1万3千筆の要請署名を提出しました。
 控訴審を1回で終わらせないためには、こちら側から証人申請した2名の卒業生と吉田さん本人の証人採用が必須になります。当日は最後に「証人の採否」が言い渡されます。採用されなければ、この日で結審する予定です。そのため、4月7日に再度「証人採用の必要性」を訴えるために訟廷管理官への要請を13時30分から行います。要請前の12時45分から東京争議団と共に高裁前宣伝を行います。
 4月20日は、民事事件では中々使わない大法廷(傍聴席98席)を使います。初めての方も大歓迎です。是非とも東京高裁1階大法廷へ、皆さまのお力をお貸しください。


3/10 1万3千筆の署名提出


いよいよ事件の核心へ
免職処分の不当性を明らかに!
全 国 税不当分限免職事件

 全国税組合員の原口さんの不当分限免職撤回裁判は、いよいよ核心段階に入ります。1月29日の第2回口頭弁論で示された国側の第一準備書面は、人事院審理での主張をほぼ踏襲した内容に止まり、抽象的な主張が目立ち、処分経過が明確に説明されていません。また、国側に不利となる事実の記載も回避されています。
 これに対し第3回口頭弁論では、原告の原口さん側が国側準備書面への本格的な反論を行います。最低評価であるD評価の具体的根拠の欠如、評価と処分の因果関係の断絶、障がいを抱える原口さんへの合理的配慮の欠如など、本件不当分限免職処分の核心部分を法廷で明らかにしていきます。第3回口頭弁論期日は4月16日(木)です。ぜひ傍聴支援をお願いいたします。


1/29 第2回弁論後報告集会で歌う原口さん


職場復帰を求めて
鶴川駅頭スタンディング
フェリシア(旧鶴川)高校教職員組合

 3月13日、フェリシアこども短大内にある法人本部へ2025年度8回目となる学園要請を行い、その後鶴川駅頭にて22名のみなさんでペンライトを手にサウンド・スタンディング宣伝を行いました。
 要請には、私教連の他、東京争議団の諏訪事務局長が参加しました。百瀬義貴理事長・他理事も不在とのことで、受付にて要請書を手渡しました。東京争議団の要請書は次のとおりです。「少子高齢化が進みフェリシア高校がこれからの時代に、生徒にも教員にも選ばれる学校となって行くためには、自由を大事にしていくことだと思います。『生徒が大好き、学校大好き』をスローガンに困難を乗り越えてきた経験豊かな組合員の先生方は、これからの時代の貴重な人的資源と言えます。労使紛争に、時間と労力、お金をかけている場合ではありません。再雇用を拒否している先生方を早期に職場復帰させ、労使紛争を全面解決し『生徒も教師も生き生き元気あふれる学校』を実現してください。」


3/13 鶴川駅頭サウンドスタンディング宣伝


面談記録・マニュアル、評価基準を開示しない東京都
公共一般SC事件

 3月3日、第7回期日が東京地方裁判所で行われました。今回も様々な団体、個人からご支援を頂き、傍聴席に入りきらない支援者が駆けつけてくれました。
 今回の裁判で浮き彫りになったのは、東京都による極めて不条理な採用基準です。都側は、10年、20年と教育現場の最前線で子供たちを支え、実績を積んできたSCの「勤務評価」を、再採用の選考において「一切考慮していない」と明言しました。その理由は、「都での勤務実績がない新規応募者との公平性が保てないから」というものです。この主張は、専門職の尊厳を著しく傷つけるだけでなく、公共サービスの質を自ら低下させる極めて不合理なものです。
 組合側は、不透明な「能力実証」の実態を明らかにするため、「@公募面接の流れや質問例を記した書類」「A合否の判定基準を記した書面」「B令和6年度SC選考面接評定票」「C会計年度任用職員業績評価書」の、4つの文書の提出命令を裁判所に申し立てました。これに対し東京都は、提出を拒み続けています。今後、裁判所が上記資料を証拠として提出するよう東京都に命令を下すか否か、判断がなされます。裁判は山場を迎えています。
 引き続きのご支援をよろしくお願いします。


3/2原告が署名提出
(団体193筆、個人2755筆)


新守る会を引き続き、ご支援お願いします
東京国際福祉専門学校事件

 2月28日に「大人の発達障がい」をテーマに行った卒業生交流・学習会の様子が、東京民報(3月15、22日合併号)に掲載されました(WEB版:https://x.gd/ZjhVW)。
 おかげさまで、今年度(争議解決〜2年目)も3回の卒業生交流・学習会を行うことができました。東京外語専門学校は母校の姉妹校であり、卒業生が母校とのつながりを実感しながら、学習を深める貴重な機会となっています。このような会を行うのは、地域社会に開かれた学びの拠点として学校を位置づけることでもあります。その点について学校の理解も得ながら、今後も活動を続けていきたいです。
4月より新年度となりますので、是非、新東京国際福祉専門学校を守る会の新規・継続加入をお願いします。


東京争議団サポーター広場
日赤本社前宣伝行動に支援参加
事務局長 諏訪幸雄

 3月の東京争議団全体会議に、釧路赤十字病院新人看護師パワハラ自死事件の当事者のお母さんが北海道からZoomで参加しました。東京の日赤本社への働きかけの関係で、東京争議団のお話を聞きたいとのことでした。
 事件は、町役場の職員だった村山譲さんがあこがれの看護師になるため、看護大学を出て釧路赤十字病院に就職。しかし職場でパワハラを受けて就職の半年後2013年9月に自死してしまいました。労災申請するも認定されず(23年7月最高裁決定)、現在は日赤病院に対する損害賠償訴訟を提訴、釧路地裁で審理が行われています。
 毎月1回、日赤本社前で宣伝行動を行っており、3月19日は明乳座り込みの後にサポーターを中心に支援参加しました。次回は4月22日14:30〜、5・27争議支援総行動にもエントリーしています。


ご両親は遺影を掲げて行動に参加


各争議組合、争議団の要請

▼帝京長岡高校教職員組合
 4月7日(火) 12:45 高裁前宣伝 13:30 訟廷管理官への要請 再度「証人採用の必要性」を訴えます
 4月20日(月)14:00 解雇事件 東京高裁1階大法廷(傍聴席98席)。初めての方も大歓迎です。
▼全国税不当分限免職事件
 4月16日(木)14:00 地裁709号法廷 第3回口頭弁論 傍聴よろしくお願いします。
▼明治乳業争議
 第112次「社前座り込み行動」=京橋エドグラン前 4月16日・17日 12時〜13時
 41年争議の集大成、高齢者争議団にご支援を!
▼公共一般スクールカウンセラー(SC)雇止事件
 6月18日(木)11:00〜東京地裁806号法廷 多くの支援傍聴の結果広い法廷に変更。
 引き続きよろしくお願いします。
 勝利させる会:会費1口1000円。大募集中。詳細は公共一般まで(03−5395-5255)
▼東京国際福祉専門学校教職員組合
 新守る会にご入会(新規・継続)下さい!活動費のカンパをお願いします
 大好評支援物販つけもの(500円)購入希望の方はご連絡下さい。


5・27(水)終日
全労連・東京地評 争議支援総行動!

争議解決に向け、みなさんのご支援・ご協力をお願いいたします!


第97回 中央メーデー
5月1日(金)
10時開会 11時20分パレード
代々木公園 (サッカー・ラクビー場


====東京争議団予定===

五月
 〇八 13:00 三役会議
 〇九 13:00 発送作業・全体会議
六月
 〇五 13:00 三役会議
 〇六 13:00 発送作業・全体会議 


===行動予定===

四月
 〇七 12:45 帝京長岡高校解雇事件 東京高裁前宣伝・要請行動
 十六 12:00 明乳112次座り込み@ 京橋エドグラン前
 十六 14:00 全国税原口分限免職事件 東京地裁709法廷
 十七 12:00 明乳112次座り込みA 京橋エドグラン前
 二十 14:00 帝京長岡高校解雇事件 東京高裁1階大法廷
 二二 14:30 日赤病院パワハラ自死事件 日赤本社前宣伝行動
 二三 09:30 全労連・東京地評「5・27争議支援総行動」第1次オルグ
五月
 十一 14:00 帝京長岡高校解雇事件 中労委(調査)
 十三 09:30 全労連・東京地評「5・27争議支援総行動」第2次オルグ
 十八 12:00 明乳113次座り込み@ 京橋エドグラン前
 十九 12:00 明乳113次座り込みA 京橋エドグラン前
 二七 終日 全労連・東京地評「5・27争議支援総行動」
六月
 十八 11:00 公共一般SC雇止め事件 東京地裁806号法廷


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