東京争議団ニュース第417/2026年3月7日


フェリシア高校への職場復帰を求め銀座パレード!
フェリシア高校教職員組合

 2月8日、「全国私学のすべての争議を解決するための銀座パレード」を決行しました。当日は、東京都心でも零下を記録して前夜からの雪模様。宣伝カーは動かせるのだろうか、みなさんに来ていただけるだろうか…。不安をはねのけ、出発時間14時30分には降りしきっていた雪がやみ、明るい空が戻って来ました。
 そのような状況でお集まりいただいた、あまりにも多くのみなさん。東京はもとより神奈川・千葉・茨城・新潟・愛知・大阪・広島・香川・福岡からも。そして町田地区労・都教組・全教・東京地評・東京争議団のみなさん、卒業生・保護者・ご家族・お子さんを連れて…。銀座の街をサウンドとともにコールが響き渡りました。「生徒も教師も生き生き元気♪笑顔あふれる学校に♪」「フェリシア高校職場復帰させよう♪」この連帯の力で、職場復帰・全面解決への道を切りひらきたいと思います。QRコードから「みきひろこチャンネル」を登録して銀座パレードのユーチューブ動画をご覧下さい。


2/8 解雇と闘う当事者を先頭に銀座をデモ行進


最高裁判所で確定した中央労働委員会命令が前提!
明治乳業争議団

 明乳事件は、和解解決に向けた期日外指揮開始から1年余が経過します。「先行事件の最高裁確定が和解の前提」とする会社に、申立人らは単年度審査の異常な枠組みでの敗訴ではあるが、事実として「やむを得ない」と受け止めて対応しています。従って、最高裁での「中労委命令取り消し訴訟」の敗訴が前提であり、無傷で確定した中労委命令が和解の前提となります。例えば、最高裁で確定した全国事件中労委命令は、単年度審査により判断の対象外の昭和40年代を含む事件全体への心証を「付言」にまとめ、格差の存在を「紛れもない事実」と認定。また、不当労働行為意思についても「非難は免れ得ない」と指弾しました。
 私たちは、最高裁敗訴が前提としても昭和40年代からの異常な従業員管理の歴史を踏まえた内容と、それに見合う水準での和解は可能であると確信を持ち、粘り強く確実に解決局面を切り拓く決意です。


2/16 明治HD前での第110次座り込み


「新春のつどい」で共にたたかう決意を確認!
全 国 税不当分限免職事件

 2月11日、東京争議団共闘会議「新春のつどい」が開催され50名弱の仲間が参加、原口さんは、不当分限免職撤回裁判について訴えました。
 1月29日の第2回口頭弁論期日で提出された国側の準備書面では、低評価の具体的理由、分限免職処分との因果関係が示されないなど、核心部分が曖昧な内容であることに対し、原口さんは「結論だけで理由を示さない書面では納得できない。次の第3回期日の原告側主張で、分限免職の不当性を正面から明らかにする」と決意を述べました。
 つどいでは、他の争議団からも発言があり、それぞれが厳しい状況の中でもたたかい続けている現状が共有されました。争議は決して個人の問題ではなく、職場・社会の構造的課題と結びついていることを、あらためて確認する場となりました。
 裁判は進行協議と口頭弁論を重ねながらの進行で、次回は原告側の主張を本格的に展開します。署名・カンパ・傍聴支援など、さらに取り組みを広げてください。


2/11 つどいで訴える原口さん


及川労災事件支援する会のブログのアクセス500件突破!
コープみらい及川労災事件

 及川さんの所属する食品一般ユニオンが、コープみらいの団交拒否に対し不当労働行為救済を申し立てた事件は、中労委の2回目の調査で和解に向けての協議が行われましたが進展せず、和解協議を継続することとなりました。次回は、3月31日となります。
 この間、2月11日には東京争議団「新春のつどい」があり、各争議団からの訴えでは、及川さんが、食品一般ユニオン松下委員長、労災問題で支援してきた働くもののいのちと健康を守る東京センター色部副理事長、及川事件を担当する萩尾弁護士とともに登壇し、争議団の仲間と共にたたかっていく決意を表明しました。
 コープみらい及川労災事件を支援する会が1月に立ち上げたブログ(アメーバブログ)は、2月末時点で500件を超えるアクセスがありました。この事件の内容を社会的に広げていくことが解決につながります。QRコードを利用して拡散してください。


2/11 新春のつどいで訴える及川さん


原告の家族とともに、署名の集約作業を実施!
公務公共一般SC雇止め事件

 1、2月は原告とともに組合や民主団体の旗開きに参加し、署名要請や勝利させる会の入会を訴え、署名の集約作業も行いました。
 原告団が組織名などの入力作業や、筆数カウントを行いました。北海道から沖縄まで、私たちが把握できていなかった様々な組合や団体、個人の方々からも署名が届けられ、暖かい支援の輪の広がりを感じます。
 年度末のクビ切りシーズンで慌ただしい組合事務所の中、集約作業を手伝ってくれた原告の夫さんは「電話相談に対応している方々を見て、大変興味深かったです」と、年度末の事務所の雰囲気も体感したようでした。
 東京都、裁判所宛て署名はそれぞれ団体約2百筆、個人約3千筆を集めることができました。3月2日、3日に提出しました。署名活動は継続していきますので、引き続きのご支援をよろしくお願いします。


全国の様々な団体・個人から集まった署名


「和解はあり得ない」と学園側は強気な姿勢
帝京長岡高校職員労働組合

 2月8日「全国私学の解雇撤回」を求める銀座デモに参加した翌日の9日、解雇事件の中労委調査が行われました。中労委は、和解できるとしたら同じ解雇事件で東京高裁が始まる前であるこのタイミングだろうと、学園側に「和解を考える余地はあるか」聞きましたが、学園側は「和解はあり得ない」と明言。高裁でも地裁判決が必ず維持されるとの強気な姿勢です。そのため次回の調査は東京高裁第1回目期日(候補日時は4月15日または20日の14時で調整中)後の5月11日となりました。
 高裁へは3月10日に要請署名の提出と訟廷管理官への要請を行います。集まった要請署名は1万筆を超えました。高裁が、地裁裁判官の独自の誤った判断によって労働者の人生が破壊されてはいけないということを示してくれると強く信じています。
昨年9月に学園側が提起した仮処分取り消し訴訟(仮賃金返還訴訟)は、3月中旬に3回目の進行協議が行われます。引き続きの応援をよろしくお願いします。


今年度3回目の卒業生交流・学習会
とても盛り上がりました

東京国際福祉専門学校事件

 組合は、争議解決の報告・周知と、労働争議や運動への引き続きの連帯を続けています。2月は、新宿民商ハラスメント事件裁判、コープみらい労災事件本部・店舗前宣伝、東京私教連・全国私学のすべての争議を解決するための銀座パレード、帝京長岡高校不当解雇事件中労委調査、JAL闘争勝利をめざす決起集会、コープみらい労災事件中労委調査、古川橋病院雇止事件スタンディング宣伝と支援傍聴や宣伝に参加しました。また、東京母親大会、婦人民主クラブ新春のつどいに参加し、鹿児島の味噌漬けの物販を行いました。
 2月28日、第3回卒業生交流会を行いました。「大人の発達障がいと障がい者雇用」というテーマで、それぞれ発達障がいの当事者である伊藤克之弁護士(日野アビリティ法律事務所)、原口朋弥さん(東京国税局不当分限免職事件原告)から学習しました。
 伊藤さんは、自身の経験と法律相談の実務を踏まえ、当事者が直面する課題について語りました。相談現場では、職場での不適応や退職勧奨など、障害特性に起因する問題が少なくなく、合理的配慮の不足や受け入れ体制の課題が浮かび上がっているということです。また、当事者にとって大切なこととして、自身の特性理解とともに、社会や職場側の適切な配慮を指摘しました。
 原口さんは、自身の争議を通じて、職場における合理的配慮の課題を提起しました。合理的配慮は制度としては存在するものの、発達障害者に対する曖昧な指示や口頭のみの業務命令などが横行しているなど、実態としては配慮はなされていないことを指摘しました。発達障害への支援が子ども期から成人期に引き継がれにくい構造についても強調しました。
 26人の方にご参加いただき、話題提供を受けて参加者からひっきりなしに発言が続きました。


2/28第3回卒業生交流会


東京争議団サポーター広場
90歳過ぎても凛として現役を貫いた安並さん
東京争議団共闘会議 議長 小関 守

 音楽家であり、活動家であった安並さんは、常に「労働者は大きく団結しないとダメだ、だから音楽家ユニオンは最初から産別横断で作った・・・」と話されていた。 
 出会いは、新国立劇場合唱団員八重樫節子さんの契約打ち切り事件が、東京争議団に加盟した平成20年でした。
 「音楽家だって労働者」と訴えた事件は、厳しい闘いでしたが最高裁で高裁判決を覆し「労組法上の労働者性」を確定させ、包囲運動と粘り強い団交や事務折衝で財団を追い詰め平成28年に和解解決しますが、安並さんの果たした役割は絶大でした。解決を模索する過程で安並さんの人脈により、私は東京争議団議長として財団幹部と3回面談し、解決への道筋を懇談した記憶が蘇ります。
 そして安並さんは、争議解決の後も当り前の様に争議団会議や諸行動に参加し、現役の争議を闘う仲間に「東京争議団は大切な組織だ」と熱く語るなど、常に共同・共闘を大切にしていました。
 私の自宅に2回遊びに来られ、音楽活動の原点や組合活動など様々な話題を通して、信頼の深まりを実感したものです。昨年大塚駅での別れ際に、「また小関さん家に行きたいネ」と話され、「来年の春に是非ネ!」の会話が最後でした。90歳を過ぎても労働者の団結を熱く語り、音楽家としての人生を全うされた安並さん。深く感謝を申し上げ、心からご冥福をお祈り申し上げます
・・・合掌。

安並さん追悼
東京争議団サポーター 八重樫節子

 安並さんが亡くなられたことを聞き、とうとうその日が来てしまったんだ!と本当に残念な気持です。
「音楽家だって労働者!」を合言葉に足かけ11年闘った新国立劇場争議では、最初から最後まで温かく大らかに支えていただき、言い尽くせないほどの感謝の気持で一杯です。争議解決後はメーデーのお手伝い等でご一緒しましたが、私も地元の活動が増え、お会いできないままでした。いつも年齢に見合わない速足で元気に歩いていた姿がしっかり目に浮かびます。
 暖かくなったら、音楽ユニオンでお別れ会をすると聞いております。
 この悪政下、心残りなことが沢山あったと思いますが、どうぞゆっくりお休みください。合掌


中央 卒寿の祝いの席で花束を持つ安並さん

右端 東京争議団の総会で演奏する安並さん

安並さん
いつもいつも、争議団を励ましてくださり、ありがとうございました!


編集部記事
東京争議団の楽しい「新春のつどい」

 2月11日、東京争議団「新春のつどい」を開催。45名が参加しました。
オープニングはコールラパスの合唱、小関議長のあいさつで開会、東京地評井澤事務局長はじめ、来賓の方々のあいさつ後に、サポーター井上さんの乾杯で宴が始まりました。
 加盟争議団からの訴えでは、新加盟の全国税原口さん、公務公共一般SCの原告が登壇して発言。恒例のサポーターによる替え歌合唱、諏訪事務局長のマジックショーと楽しく交流を深めることができました。


開会挨拶する小関議長  来賓挨拶する東京地評・井澤事務局長

乾杯挨拶する井上さん      諏訪事務局長

合唱するサポーター

団結頑張ろうで〆る!


各争議組合、争議団の要請

▼明治乳業争議団
 第111次新春「社前座り込み行動」=京橋エドグラン前
 3月19日(木)12時〜13時 全面解決に向け継続は力の行動!
▼コープみらい及川労災事件
 3月31日(火)13:30 中労委第3回調査 
 右のQRコードを利用して拡散してください。
▼全国税不当分限免職事件
 4月16日14:00 全国税原口不当分限免職事件 東京地裁709号法廷
▼帝京長岡高校職員労働組合
 5月11日14:00 不当解雇事件 中労委調査    
 【カンパ振込先】新潟県労働金庫長岡支店(普通)2445455
 【署名送付先】〒940-0067 新潟県長岡市関東町4−15中越地区労働組合総連合
▼東京国際福祉専門学校教職員組合
 新守る会にご入会下さい!活動費のカンパをお願いします
 大好評支援物販つけもの(500円)購入希望の方はご連絡下さい。tiwc.union@gmail.com
▼公共一般SC雇止め事件
 6月18日(木)11:00〜SC雇止め事件高裁 806号法廷(場合によっては延期される可能性があります。)
 勝利させる会:会費1口1000円。大募集中。
 詳細は公共一般まで(03−5395-5255)


5・27(水)終日
全労連・東京地評 争議支援総行動!

争議解決に向け、みなさんのご支援・ご協力をお願いいたします!


====東京争議団予定===

四月
 〇三13:00三役会議
 〇四13:00発送作業・全体会議
五月
 〇八13:00三役会議
 〇九13:00発送作業・全体会議 


===行動予定===

三月
 十  12:00 帝京長岡解雇事件 東京高裁前宣伝&要請行動件
 十三 17:00 フェリシア高校 学園要請&鶴川駅スタンディング
 十四 12:00 明乳戸田橋工場昼宣伝
 十九 12:00 明乳第111次座り込み 京橋エドグラン前
 二七 14:00 フェリシア高校 中労委 調査
 三一 13:30コープみらい 中労委 調査
四月
 十六 14:00 全国税原口分限免職事件 東京地裁709号法廷
 二三 09:30全労連・東京地評 「5・27争議支援総行動」第1次オルグ
五月
 十一 14:00 帝京長岡高校 中労委 調査
 二三 09:30 全労連・東京地評 「5・27争議支援総行動」第2次オルグ
 二七 終日 全労連・東京地評「5・27争議支援総行動」


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