東京争議団ニュース第415/2026年1月10日
仲間の皆さん 新年おめでとうございます
共同・共闘の確かな前進が切望される情勢に応える新年にしましょう
東京争議団共闘会議 議長 小関 守
高市自維連立政権の実態は昨年末の臨時国会で鮮明です。異常な物価高が国民生活を圧迫するなか、医療・介護・福祉・教育の予算を削減し、軍事費は聖域に「戦争する国」への暴走を加速させています。切望されるのは政治の右傾化に対峙し、国民生活と平和・民主主義を守り抜く、確かな野党と広範な市民の揺るぎない共同・共闘の前進だと確信します。
さらに政治の右傾化は司法判断にも表れ、この間の東京地裁・高裁などでは蓄積された司法判断の到達点を覆す判決が絶えません。この流れを断ち切るには、争議団・争議組合が単産や地域の枠を乗り超えて争議団共闘に参加し、司法反動を許さない包囲運動など共同・共闘を強化していくことが決定的に重要ではないでしょうか。
闘う仲間の皆さん、自らの争議の道筋を切り拓くためにも、争議団共闘の裾野を大きく広げる新年にしましょう。

25年総会で開会挨拶する小関議長
解決への筋道をたぐり寄せ、全面解決を確実にする新年!
明治乳業争議団
40年の闘いを通し明乳争議団は、初めて解決への道筋を切り拓く中での新年です。争議団は和解解決の枠組みとして、会社が「インフォーマル組織」を結成し労働者を赤組・白組・雑草組に分け、分断と差別を持ち込んだ1965年(昭和40年)からの60年間を視野に、和解の指揮が執られることを求めています。それは、昭和40年代から会社が組合活動を嫌悪して強行した昇給昇格や仕事差別など、人権侵害の限りを尽くした攻撃の歴史から「和解解決により人権と名誉を回復させ、当時からの対立抗争を終結させることで、働いた企業への信頼と誇りを取り戻して長期争議を終結すること」が争議団員に共通する思いだからです。
会社の経営状況は、5工場閉鎖やマスコミも「黒字リストラ」と批判する希望退職の募集など企業体質が問われており、異常な労働争議を抱えている事態ではないのです。争議団は総力を結集し、新年の早期に全面解決を確実にする決意で奮闘します。今年もよろしくお願いします。

12.22 明治HD前第108次座り込みで歌う大熊さん
団体交渉で10人の原告全員の職場復帰を目指す!
公務公共一般SC雇止め事件
年度末に向け公共一般各支部は、来年度の雇用継続を巡る団交を強化する時期です。スクールカウンセラー争議も、原告たちの26年度職場復帰を求め団交を行っています。
250人もの大量雇止めが裁判になっているにも関わらず、東京都教育委員会は26年度についても「5年雇止めを維持する」「経験者が応募しても勤務実績は考慮しない」などと、会計年度任用職員の雇用不安に全く応えず無反省な態度に終始しています。組合が「従前の勤務実績を考慮せず20分の面接でなにがわかるのか」と追及してきた影響か、教育庁(教育委員会の事務局)は「来年度の面接は30分にする」と姑息な回答をして、5年雇止めや誤った選考方法など根本の問題にはメスを入れません。
25年は支援共闘会議や、勝利させる会の結成など、支援共闘体制を確立できた一年でした。26年は支援体制をより広く、強く発展させ、原告全員の職場復帰をめざし奮闘していく決意です。

12.24 教育庁との団体交渉で誠実な回答を求める
たたかいは第2ラウンドへ! さらなる支援を!
全国税不当分限免職事件
2025年11月10日、東京地方裁判所において、原口朋弥さん不当分限免職撤回裁判の第1回口頭弁論期日が開催されました。多くの支援者が傍聴に駆けつけ、本件裁判が社会的に重大な意義を持つことが示されました。本件は、障害のある公務員に対する人事評価や分限免職制度の在り方を根本から問うものです。十分な配慮や支援がなされないまま免職に至った経過は、決して個人の問題ではありません。次回第2回口頭弁論期日は、本年1月29日に予定されています。
国を相手にした長期かつ厳しいたたかいを前に、傍聴支援、支援する会への加入、裁判支援カンパ・署名のさらなる拡大が強く求められています。
昨年11月の「日本のうたごえ祭典in 神戸」に「全国税スクラムうたう会」が出演し、歌を通じて原口さんの闘争への支援を訴えました。参加者の共感を呼び、争議を社会全体の課題として共有する重要な機会となりました。

12.14 日本うたごえ祭典in神戸で歌う原口さん(襷)
東京争議団総会に出席! いよいよ大勢が決まる年!
帝京長岡高校職組
12月20日、当事者である吉田先生が総会に出席、大会議長も務めさせていただきました。小関議長の力強い発言をはじめ、来賓の方々の現場からの発言、各争議団からの執念を感じる発言を最も近い位置で聞くことができ、大きな勇気をもらいました。
いよいよ本訴の高裁が始まり、判決も出る年になります。中央労働委員会からの判断もでるはずで、大勢が決する年といえます。
2015年から始まった係争も11年目になりました。長期間のご支援、誠にありがとうございます。東京高裁が、新潟地裁裁判官の独自の誤った判断によって労働者の人生が破壊されてはいけないということを示してくれると強く信じています。地裁の不当判決を許さず、東京高裁で勝訴できるよう、皆さまの力をお貸しください。

12.20 総会で議長団の吉田さん
すべての争議の全面解決を求め2・8銀座パレード
フェリシア(旧鶴川)高校教職員組合
12月5日、都労委にて第四次申立事件(渡辺組合員再雇用拒否)が結審となりました。3名の再雇用も中労委にて結審し、まもなく2つの命令が交付される見通しです。鶴川闘争支援共闘会議の結成から30年、12月5日に第30回総会が行われました。香川・新潟・栃木など全国各地からも参加され、百瀬義貴理事長に全面解決への決断を求めて行動を続けることを誓い合いました。当事者である組合員は「一刻も早くフェリシア高校に戻りたい」と職場復帰への決意を語り、東京私教連の世田谷町田地区協議長は「私たちが出来ることは団結することです。子どもたちを守り育てるために、すべての人が笑顔で生きられる社会をつくるために、力をあわせましょう」と呼びかけました。この模様は左記のYouTubeチャンネルをご覧ください。2月8日(日)には、フェリシア高校・帝京長岡高校を含む全国私学すべての争議解決を求め、最大規模での「銀座パレード」を行います。多くのみなさんのご参加を心より訴えます。

中労委第一回調査を踏まえ早期和解への進行に
コープみらい及川労災事件
労災事件の解決に向けて、たたかいの舞台は中労委となっています。
12月の第一回調査に向けて、労働者委員と意見交換するとともに、8日12時から帝京長岡高校解雇事件と共同で、中労委前宣伝行動に取り組みました。食品一般ユニオン松下委員長と及川さんが訴えを行いました。
12月19日の調査には、組合側24名が参加しました。組合は中労委公益委員に対し、中労委が媒体となった話し合い解決を望みたいと訴えました。これに対し中労委からは、「困難ではあるが和解を重視したい。お互いの歩み寄りを期待する」と早期解決の方向が示されました。次回調査までに食品一般ユニオンとしての和解案を整理して提出することになりました。
この事件の解決は、コープの事実に誠実に向き合う姿勢、安全で安心して働ける職場作り、誰もが安心して利用できるコープにつながって行きます。引き続き宣伝行動、中労委にアピールする支援傍聴にご協力をお願いします。

12・8 中労委前で訴える松下委員長(腕章着用)
争議解決から2年。新たな争議とも連帯を広げています
東京国際福祉専門学校教組
組合は、争議解決の報告・周知と、労働争議や運動への引き続きの連帯を続けています。12月は、全労連・東京地評争議支援総行動、帝京長岡、JAL、明乳、コープみらい等の各争議の宣伝や傍聴支援に参加したほか、フェリシア争議支援共闘会議、新宿区労連女性センター大会、東京争議団の総会では、アピールを兼ねて物販をさせていただきました。
また、東京争議団総会にも訴えに来られていたCU東京で古川橋病院で分会を結成し、委員長を務めている岩淵さんが、病院から5年目で雇止めされた事件の支援で、病院前のスタンディング行動に初めて参加しました。
卒業生交流会、次回は2月28日(土)10:30〜13:30を予定しています。毎回の教室使用料等の活動費のご支援も、よろしくお願いします。
是非、会員になっていただき、卒業生を囲んで、労働者や平和な社会の実現に向けた学習や活動を一緒に進めていただきたいです。

11/24 東京地評女性センター総会で物販
26春闘 1・28総決起集会
平和な暮らしと大幅賃上げを
アベノミクスのツケ、円安・物価高が国民生活を圧迫しているにも拘らず、高市首相はその二番煎じのサナエノミクスを打ち出し、円安・物価高の進行にとどまらず防衛費拡大で国民負担を増大させています。
物価高に負けない賃上げと平和な暮らしを守るため、国民春闘勝利1・28総決起集会に集まりましょう。

2025.1.30 25国民春闘総決起集会
東京争議団第64回総会報告
12月20日、東京争議団第64回総会をラパスホールで開催しました。
総会には38名の参加があり、継続雇用を求めてたたかうフェリシア(旧鶴川)高校教職員組合村田さん、不当解雇とたたかう帝京長岡高校職員労働組合吉田さんが議長団に選出されました。
小関議長の開会挨拶に続き、東京地評井澤事務局長、自由法曹団東京支部滝沢支部長、国民救援会東京都本部山ア事務局次長、中労委三浦、都労委大岡労働者委員の来賓挨拶を頂きました。また全労連秋山議長よりメッセージが寄せられました。
25年は6年に及ぶたたかいとなったKLMオランダ航空雇止め事件、ANA不当労働行為事件、他1事件の和解解決が報告されました。
たたかう仲間からの報告では、港区労連から古川橋病院の雇い止めとたたかう岩淵さんから元気の良い訴えがありました。
会場からの発言では、25年に新加盟した全国税原口さん(不当分限免職事件)、公務公共一般松崎さん(スクールカウンセラー雇止め事件)含め、各加盟争議と冤罪大崎事件、サポーターから発言がありました。
25年の活動報告、26年活動方針、会計決算・予算を決定、新役員を選出し森本新副議長のユーモアある挨拶で新たな1年がスタートしました。
引き続き皆さまの期待に応えられるよう頑張っていきます。

2025年12月20日 東京争議団共闘会議第64回総会参加者



左から井澤さん、滝沢さん、大岡さん



左から山アさん、三浦さん、岩淵さん
東京争議団サポーター広場
サポーターも頑張ります!
*企業や団体に人権を守るように今年も言い続けて行きます 木谷 憲子
*困難な中でも、皆さんの歩みを応援しています。連帯して、共にたたかいましょう! 若杉 彩未
*私達JAL争議が解決後2023年よりサポーターになりました。
「支援は支援で返す!」の言葉の下、一日も早い解決を求めて、東京争議団で闘う仲間の皆さんの、活動のサポートを続けてまいります 比留間久代 杉山 陽子 藤田
由美子
*一つでも多くの争議支援に今年も頑張る決意です 佐藤 二郎
二月十一日(水)
東京争議団共闘会議「新春の集い」
場所:ラパスホール
時間:午後一時〜
ご参加をお願いします
各争議組合、争議団の要請
▼公共一般スクールカウンセラー(SC)雇止め事件
次回裁判期日 1月13日(火)15:30〜東京地裁611号法廷
勝利させる会:会費1口1000円。大募集中。
詳細は公共一般まで(03−5395-5255)
▼明治乳業争議団
第109次新春「社前座り込み行動」=京橋エドグラン前
1月22日(木)12時〜13時 全面解決を確実にする行動。ご支援を!
▼全国税原口不当分限免職事件
次回第2回口頭弁論期日は、1月29日(木)13:50 709号法廷
▼フェリシア(旧鶴川)高校教職員組合
1月21日(水)16:30〜学園要請・17:30〜鶴川駅頭宣伝
1月27日(火)14:00 中労委調査
2月8日(日)14:30 全国私学のすべての争議解決のため
銀座パレードに多くの皆さんのご参加をお願いします。
▼帝京長岡高校職員労働組合
2月9日 14:00 解雇事件中労委調査
【カンパ振込先】新潟県労働金庫長岡支店(普通)2445455
【署名送付先】〒940-0067 新潟県長岡市関東町4−15中越地区労働組合総連合
▼コープみらい及川労災事件
2月20日(金)13:30中労委第2回調査
▼東京国際福祉専門学校教職員組合
新守る会にご入会下さい!活動費のカンパをお願いします
大好評支援物販つけもの(500円)購入希望の方はご連絡下さい。
tiwc.union@gmail.com
2月28日(土)10:30〜13:30卒業生学習交流会(東京外語専門学校)
====東京争議団予定===
二月
〇六 13:00 三役会議
〇七 13:00 発送作業・全体会議
三月
〇六 13:00 三役会議
〇七 13:00 発送作業・全体会議
===行動予定===
***訂正***
一月
十三 15:30 公共一般SC雇止め事件 東京地裁611号法廷
二一 16:30 フェリシア高校 学園要請&鶴川駅頭宣伝
二二 12:00 明乳第109次座り込み 京橋エドグラン前
二七 14:00 フェリシア高校 中労委 調査
二九 13:50 全国税原口分限免職事件 東京地裁709号法廷
二月
〇八 14:30 フェリシア高校 「銀座パレード」日比谷公園出発
〇九 14:00 帝京長岡高校 中労委 調査
十一 13:00 東京争議団「新春のつどい」 東京労働会館ラパスホール
十六 12:00 明乳第110次座り込み 京橋エドグラン前
二十 13:30 コープみらい及川労災事件 中労委 調査
二八 10:30 東京国際福祉専門学校教組 卒業生学習会・交流会 東京外語専門学校
三月
十三 17:00 フェリシア高校 学園要請&鶴川駅スタンディング
十九 12:00 明乳第111次座り込み 京橋エドグラン前***