東京争議団ニュース第400/2024年10月12日


都労委から勝利命令!すみやかに職場復帰を!
フェリシア高校教職員組合

 9月5日、東京都労働委員会は3名の組合員(松山・村田・三木)に対して、@定年後再雇用を認めて職場復帰させ賃金相当額を支払うこと、A「今後このような行為を繰り返さない」旨を墨書した新聞紙2枚大の通知を掲示すること(ポストノーティス)を命じる救済命令を交付しました。翌日、学園に対して、ただちに命令を履行し解決をはかるよう、要請行動を行いました。しかし学園は命令を不服として、9月19日に中央労働委員会に再審査申立てを行いました。
 9月11日に行われた3名の再雇用についての控訴審(東京高裁)は、第1回目期日において即日結審し、11月27日に判決が言い渡されます。私たちは、いたずらに解決を引き延ばすことをやめ、争いのないフェリシア高等学校をつくるよう求めます。


10.4 司法総行動で訴える三木さん


B考課の差別的運用による格差拡大が鮮明に!
明治乳業争議団

 長期争議の集大成を闘う明乳争議団。都労委証人尋問は会社証人の1期日(10月29日)を残すだけであり、全面解決への局面打開を目指す重要な節目を迎えます。申立人らは3回の期日(5証人)を攻勢的に闘い抜き、最大争点の「昇格要件のB考課を恣意的に付与しない不利益取扱い」の実態について、全事件併合による審査対象期間(両事件で昭和61年から平成21年)の、年度毎の格差が累積して拡大した事実と、年度を超えて継続した不当労働行為の全体像を全面的に立証したと確信しています。
 この到達点を力に審査終了(10月29日)を節目に、全面解決への道筋を切り拓く総力戦(冬の陣)に突入ですが、解決を迫る大義と道理は格差の存在を「紛れもない事実」と認め、不当労働行為意思も「会社は非難を免れ得ない」と断罪した中労委命令(2017年1月)に明確です。争議団は人道上も解決に「待ったなし」の闘いを、来春に向け全力で頑張る決意です。最後までのご支援をお願いします。


9.4 都労委証人尋問後に報告する菊池弁護士


裁判最大の山場、証人尋問。80名が傍聴支援!
帝京長岡高教職組

 帝京長岡・吉田教諭の不当解雇の撤回と賃金支払いを求める裁判は9月12日、新潟地裁で最大の山場となる証人尋問がおこなわれました。
 傍聴支援には、約80名が参加し、48席の傍聴席を大幅に超える参加者が集まりました。
 学園側の証人となった浅川校長は、吉田教諭の資質に問題があるかのように裁判官に印象づける証言を行いましたが、むしろ生徒に対する学園の対応こそが極めて問題であったことが明らかになりました。
一方、吉田教諭の証人尋問では、数学が苦手な生徒や授業を十分に理解できない生徒に対して、興味・関心を持たせるために吉田教諭が授業内容をどう工夫しているかなど、代理人弁護士が丁寧に質問しながら明らかにしていきました。そうした事実を積み重ねながら、学園側が吉田教諭を教員不適格と印象づける企みを跳ね返しました。


9.12 裁判最大の山場 証人尋問後の新潟地裁前


新守る会、11月の卒業生交流会に向けて準備着々!
東京国際福祉専門学校事件

 組合は、争議解決の報告・周知と、労働争議や運動への引き続きの連帯を続けています。9月29日の東京地評定期大会の東京争議団コーヒー販売に参加し、多くの人とのつながりが得られ、励まされました。
 新守る会は会員が100名に迫り、多くの方の経験や知見で、活動が深まっています。9月に役員会を開催し、卒業生はもちろん、東京争議団はじめ争議をたたかう仲間にも参加していただき、多様な視点からの発言があり、盛り上がりました。共通するのはやはり労働者の権利を学生、公・民の労働者、保育者に広げていきたいという願いでした。
 次回の卒業生交流会・学習会は11月23日(土)10:30〜13:30です。ぜひ新守る会にご入会のうえ、ご参加ください。


和解協議は継続10月に会社回答提示
オランダ航空雇止め解雇事件

 原告29名の無期雇用実現の一審判決に対し、会社が控訴した控訴審は、9月11日に第5回口頭弁論と和解協議が行われました。
 弁論は、組合側がオランダの弁護士の意見書をもとに会社側の「オランダ法に基づく時効で雇用は消滅」に対する反論を行いました。これに対し、会社側もオランダの弁護士と相談して反論すると主張し、裁判長はそれを踏まえて25年1月20日の口頭弁論で結審するとしました。
 和解協議では、6月10日時点で双方の和解案の開きが大きいため、今回組合側から譲歩案を提示しました。譲歩案でもまだ両者の差はかなりあるため、和解協議終了となる可能性もありましたが、会社は持ち帰り検討することになりました。
 裁判官は、「会社は10月30日までに最終的な検討結果を提示し、組合はその内容を踏まえて次回和解協議に臨むように」と指示し、次回和解協議を11月20日としました。
 提訴から6年になろうとする裁判は、いよいよ大詰めの重要局面を迎えました。


2018年12月 KLM裁判提訴


コープみらいの労災隠しを見抜いて欲しい
コープみらい及川労災事件

 この事件の一番の問題は、コープみらいが真実を言わないことです。
 及川さんの最初の事故報告は「重い荷物を持った時、肩に激痛が走った」となっており、転倒の事実は書かれていません。その後、「身体への衝撃が原因」との医師の指摘で、及川さんはコープに転倒の事実と現場確認を求めたことに対し、当時のセンター長は「コープ本部人事から現場確認はしないように」指示されているとして拒否しました。
 転倒による労災にしたら、再発防止策が大変になるため、それを避けようとしたことは明らかです。転倒したのにそれをなかったことにするのは、労災隠しと同じです。最高裁は真実を見抜いてほしい。またコープとの話し合い解決を求める取り組み(駅頭宣伝、労働委員会調査)も、引き続き強めていきます。


9.20 南浦和駅頭


団結高めたサマーキャンプ
東京争議団サマーレク

9/8〜9山梨県小菅村で東京争議団サマーレクを行い、マス・イワナ釣り&バーベキュー、温泉、夜のマジックショー&交流会と楽しいひと時を過ごしました。


宿泊した亀井屋旅館


東京争議団サポーター広場
争議支援総行動

元小田急電鉄争議団 星野 勇

 9・19東京地評争議支援総行動に朝一番のJAL本社前行動からBコースで参加しました。IBMでは大きな成果を上げながらなお闘いを継続しなければならず、明治では長期の闘いの中多くの仲間が闘い半ばで倒れるなど、それぞれ不法違法な攻撃や理不尽な仕打ちに粘り強く闘う姿に勇気をもらいました。
 実は私も20年にわたる差別撤廃闘争を経験しました、闘いに勝利するために多くの労働組合や民主団体鉄道利用者などに支援を訴え闘いに協力していただきました。明治乳業の闘いが始まった頃です。その当時の組合の役員のかたにこんなことを言われたことが有ります。「来るもの拒まず、去る者追わず、敵対する者蹴散らす」ちょっと過激かなと思いましたが、続けて、何故争議を支援するのかについて、「争議団は資本との闘いの最前線で闘っている人たちである」「労働者、労働組合として当然のこと」だと。争議を支援する人たちの思いはいろいろだと思いますが、大きな勇気と励ましをもらったと、今でも記憶しています。
 争議を始めるということは並大抵の事ではない、と思いますがこの社会で生き抜くために労働者として闘い続けるしか有りません。諦めずに共に闘いましょう。


働く者の権利討論集会
11・9(土)13:00〜17:00
東京労働会館ラパスホール

<テーマ>
@労働基準法改悪問題
A労働組合の権利を活かした闘いなど
雇用と労働条件を守る知識や行動を学びましょう!


全労連・東京地評 争議支援総行動! 
12・5(木)終日
争議解決に向け、みなさんのご支援・ご協力をお願いいたします!


各争議組合、争議団の要請・近況報告

▼コープみらい及川労災事件
 10月30日(水)14:00 埼玉県労働委員会調査
 11月26日(火)14:00 埼玉県労働委員会調査
▼明治乳業争議
 京橋エドグラン前 第95次「座り込み行動」=10月22日12時〜13時。
 継続は力! 正念場の今! 頑張ります! ご支援を!
▼フェリシア高校教職員組合
 11月7日(木)15:50フェリシア学園要請(フェリシアこども短大)
       16:45鶴川駅頭宣伝
 11月27日(水)11:50フェリシア再雇用高裁判決 515法廷
▼KLMオランダ航空雇止め解雇事件
 11月20日(水)11:00 高裁511号法廷和解協議(傍聴できません)
▼帝京長岡高校教職員組合
 11月25日(月)08:45 帝京長岡中労委前宣伝
        11:00 帝京長岡中労委調査
▼東京国際福祉専門学校教職員組合
 新守る会にご入会下さい!
 大好評支援物販つけもの(500円)購入希望の方はご連絡ください。tiwc.union@gmail.com
 守る会争議解決報告集、よろしければお送りします。ご連絡を


====東京争議団予定===

十一月
 〇一13:00 三役会議
 〇二13:00 全体会議
十二月
 〇六13:00 三役会議
 〇七13:00 全体会議
         


===行動予定===

十月
 二二 12:00 明乳 第95次座り込み 京橋エドグラン前
 二八 14:30 なくせじん肺 決起集会 参院議員会館講堂
 二九 08:30 なくせじん肺 三菱重工・三井金属 本社前行動
 二九 13:30 明乳 都労委 証人尋問
 二九 15:30 フェリシア高裁和解協議 東京高裁16階第1民事部
 三十 14:00 コープみらい埼玉県労委

十一月
 〇六 08:30 東京争議団 東京地裁高裁前共同宣伝
 〇七 15:50 フェリシア学園要請
    16:45 フェリシア鶴川駅頭宣伝
 〇九 13:00 東京働く者の権利討論集会 東京労働会館ラパスホール
 十八 12:00 明乳 第96次座り込み 京橋エドグラン前
 二十 11:00 KLMオランダ航空 和解協議 東京高裁511法廷
 二五 08:45 帝京長岡 中労委前宣伝
   11:00 帝京長岡 中労委 調査
 二六 14:00 コープみらい埼玉県労委
 二七 11:50 フェリシア高校 再雇用拒否事件 判決 東京高裁515号法廷

十二月
 〇五 終 日 全労連・東京地評 争議支援総行動
    18:30 フェリシア高校 判決報告集会 エデュカス東京7階
 二一 13:00 東京争議団「第63回総会」 東京労働会館ラパスホール


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