東京争議団ニュース第338/2019年7月6日
東京電力株主総会の会場前にて事件周知のビラ配布!
東電モラハラ裁判
6月26日に東京電力の株主総会が有楽町駅近くの「東京フォーラム」にて開催されました。この会場手前で、東電の先輩社員のいじめを苦に自殺した拓磨君の事件を知らしめるべくビラの配布を行いました。
この行動は、東京争議団の6月の全体会議の際に、JAL不当解雇撤回争議団 乗員事務局長の清田さんから得た情報に基づくもので、清田さんからは、JALの株主総会で配布したビラを参考にご提供いただきました。
本当にありがとうございました。 東京争議団関係者の皆様は、闘うことを余儀なくされた人の心の痛みを理解し、親身に対応して下さり本当に感謝に堪えません。
そこへいくと、東京電力は、本件関係者にかん口令を引き、証拠を隠滅し、あったことをなかったことにする現政府の姿勢と重なるものがあります。それもそのはず、東京電力は既に経営破綻をしており、国が徴収した税金で生きながらえている会社ですから。
そんな会社には絶対負けられません。7月12日モラハラ裁判行訴が結審します。
皆様のさらなるご支援を心からお願いいたします。
東京電力株主総会会場
6,26東京電力株主総会会場付近の状況
証人尋問へ
常勤講師の同一労働同一賃金裁判は山場
鶴川高校教職員組合
鶴川高校のA先生は、1991年、当時の校長から「何年かすればいずれは専任教諭(正規採用)にします。」と言われて一年契約の常勤講師として雇用されました。
常勤講師はフルタイム勤務で、担任や部活動の顧問担当もします。
A先生は、鶴川高校で22年間の担任、3つの部活動の顧問、次年度の生徒募集の仕事をはじめとする校務をつとめてきました。専任教諭と呼ばれる正規教員と「完全に同じ」仕事です。
しかし、百瀬和男理事長は、安心して教育に打ち込める労働環境を求めたA先生を退職に追い込む狙いで、1999年に定期昇給をとめてしまいました。それでも、信念を貫いたA先生は、正規であれば支給される賃金よりも年収で200万円も低い給料で働き続けてきました。
その総額は2700万円にのぼります。A先生は「常勤〜同一労働同一賃金裁判」の原告として提訴しました。
7月4日に証人尋問となり、裁判は山場を迎えます。
ご支援をよろしくお願いします。
5.31鶴川支援集会・宣伝
5.31鶴川支援集会・宣伝
恣意的賃金カットはパワハラだ!!
建交労クラシテ(ダイワード)ユニオン分会
クラシテはパワハラが横行する会社です。その攻撃の内容は、成果主義賃金による経営者側の恣意的な賃金カットです。
経営者は事業方針を達成できないと落第点(C評価・5段階評価の4番目)だと言い続けて来ました。実際にC評価が平均です。達成できない目標を掲げ、達成できないことを理由に恣意的賃金カットをしている証です。クラシテから退職する者が絶えないことも、その証拠です。
私たち組合は、辞めさせたい人を恣意的に低く評価する制度は、労働者のやる気をそぎ、職場に居づらくさせる、人格否定のパワハラそのものだと考えます。
当然に、組合員も全て賃金カットを受けます。団体交渉を9年間近く拒否した経営者は組合嫌いで、組合員は辞めさせたい人そのものでしょう。
当組合はこのパワハラを証明し、経営者による恣意的賃金カットと徹底的に闘います。
東京オリ・パラ大会に向け総力で経営陣に決断迫る
明治乳業争議団
明乳争議団は控訴審を闘いながら、中労委「付言」が示した道理ある解決への道筋に向け、会社包囲に総力を挙げています。
明治は東京オリ・パラ大会を、「グローバル化」と「海外市場への飛躍」の商戦とし、ゴールド契約を締結して巨額を投入。
しかし、経営陣に求められるのは、人権侵害や差別の長期労働争議を抱える異常企業体質から脱皮し、ILOが掲げる国際労働基準が遵守され世界市場に通用する健全な企業体質です。そして、争議の全面解決への道筋を示したのが中労委命令「付言」であり、私たちは、これに確信を深め控訴審を闘いながら、オリ・バラ大会の来年に向け様々な攻め口を駆使し、解決局面を切り拓く決意で奮闘します。特に、「争議解決まで明治の製品は買わない・食べない」の不買キャンペーンが決定的です。大拡散運動へのご参加ご協力を !
明治HD第10回株主総会会場前宣伝
6/25 第42次エドグラン前座り込み行動に参加したサポーター
ようやく正常な調査が行われるようになりました
帝京長岡高教職組
第8回中央労働委員会調査が6月20日に行われました。公益委員が代わってから2回目の調査でしたが、前回の調査で公益委員が「事件以外の証拠は命令に影響を与えない」と話し、次々と事件と関係がない証拠を提出し、調査を混乱させてきた学園を牽制したため、今回は学園から新たな証拠の提出もなく、ようやく正常に調査が行われたという印象です。労働委員会は、長時間に渡り学園に和解に応じるように説得していました。
組合としては、争議を長引かせるよりも、基本的に事実がない処分の撤回とバレーボール部復帰、そして吉田先生の名誉回復があれば和解に応じても良いと考えています。しかし、学園には争議を長引かせて組合の体力を奪うということも目的にあると思いますので、和解に応じる可能性は少ないのではないでしょうか。
四 季
JAL不当解雇撤回争議団 小森 啓子
日本を自慢してと言われたことがある。
仕事で外国に行くようになって日本の治安の良さ、水や食物の安全と美味しさを感じるが、一番は四季があることの素晴らしさを再認識する。
世界中に素敵な国々はたくさんあるが、寒風吹きすさぶ時を過ぎると梅や桜が咲き揃い、ちょっと肌寒い春が来て、これらが緑の葉を繁らせる初夏には藤やツツジが香り出す。 紫陽花が満開の梅雨には葉っぱの水滴が跳ねるのを見るのも好きである。
祇園祭の頃は蝉の鳴き声と真夏のお日様が照りつけ、それでもお彼岸の頃には涼しい風が吹き始め木々の葉が色づき美しい景色を見せてくれる。
冬は夏の暑さが嘘のように雪が降りだす白い銀閣寺も平等院もそれは美しい。
1年で4つの季節を体験できる数少ない国であると自慢したい。そして次の世代へそのまま引き継ぎたいと思っている。
一年ぶりにJAL本社前座り込み
6月10日〜14日まで、天王洲アイルにあるJAL本社前での座り込み行動が行われました。
昨年よりほぼ一年間、労使協議が行われることを受け、JAL不当解雇撤回争議団とその支援共闘組織は社前行動を控えてきました。
しかし、交渉は行われたのですが、解決には程遠い結果だったことを受け、活発な運動を再開しています。
5月30日の全労連・東京地評争議支援総行動および支援共闘会議主催の本社前行動、6月18日の株主総会の会場前での宣伝も取組まれています。
10日からの本社前座り込み行動には東京争議団からも多くのメンバーが参加し、激励のエールを交わしました。JALの契約制CAの雇止めの闘いで奮闘した木谷さんもマイクを持ち、現在闘っているKLMオランダ航空の契約制客室乗務員の問題を訴えました。JALの闘いが航空で働く仲間たちを激励しています。
6月13日、天王洲アイルのJAL本社前座り込み行動で訴えるJCU木谷委員長
新加盟争議紹介
KLMオランダ航空無期転換逃れの雇止を許さない
オランダ航空雇止め解雇事件
6月から東京争議団の仲間に加わりましたジャパンキャビンクルーユニオン(JCU)KLMオランダ航空支部です。
日本人の契約制客室乗務員が、2018年7月以降、無期転換を逃れるため次々と雇止めされたことに対し、12月19名、3月9名の合計28名の組合員がその撤回を求めて東京地裁に提訴しました。
KLMは、日本人客室乗務員を有期雇用とする理由について、@航空機内で働く労働許可が出ない、A本国の組合との協定による、B路線の増減などに対応するためと説明していますが、@とAの理由は調査してみると曖昧な面があることが判明し、Bについても成田、関空路線は安定的に運航しており、雇用需要は継続的にあります。
約60名も雇止めする一方で、同数の契約制客室乗務員を採用しており、まさに無期転換を逃れるのが目的です。
これまで3回の裁判を行い、裁判所前の宣伝とともに、月1回ペースで成田空港、日本支社前(赤坂)の抗議宣伝を交互に行っています。
JCU執行部、28名の原告が一緒になってがんばりますので、これからよろしくお願いします。
提訴日に弁護士・支援者とともに入廷
東京争議団サポーターの広場
自然教育園散策の会に参加して
日本音楽家ユニオン 安並克磨
東京争議団サポーター主催の「自然教育園散策の会」が6月13日(木)の午後1時から開かれました。当日は、JAL争議団が、11時から、JAL本社前座り込みを実施していたので、座り込みに1時間だけ参加し、それから目黒駅に向かいました。
「自然教育園」は、JR目黒駅の東口を出て目黒通りを5〜6分歩き、高速のガードを潜ると左側に広がる広大な森です。東京の中に、こんな場所があるとはビックリしました。現在は国立科学博物館の付属の施設として運営されていますが、どうしてこんな場所が出来たのか「自然教育園」の歴史を調べてみました。
すると、今から4〜5百年前、豪族の舘であったことから始まるそうです。そのつぎ江戸時代には、高松藩主松平頼重の下屋敷となり、明治時代には、陸・海軍の火薬庫となり、大正時代には白金御料地となり歴史を重ねてきたそうです。この間は、一般の人が立ち入ることは出来なかった為、この地に豊かな自然が残されたとのことです。
その後、昭和24年(1949年)に天然記念物及び史跡に指定され初めて一般に公開されるようになったとの事です。
参加したサポーターは、皆さんそれぞれの思いを胸にしながら見物して歩いた事と思います。私は季節が変わるたびに又来たいなと思いながら観察しました。
園内は自然のまま、深い森の世界(下)。参加した人達(上)
9・19東京地評争議支援総行動
皆様のご支援、ご協力をお願いします。
10・4司法総行動
国民に開かれ、国民の権利を擁護する司法の実現を求める行動です。
皆さんのご支援、ご協力をお願いします。
10・23東京争議団総行動
一人の首切りも、一切の差別も許さない共同行動です。
皆様のご支援、ご協力をお願いします。
集会・会議等でコーヒー販売をご希望の方は争議団へご連絡ください。
各争議組合、争議団の要請・近況報告
▼東電モラハラ
7月12日15時〜 高裁101号法廷 行政訴訟 控訴審結審
証人申請の要請書署名325筆
⇒ 裁判所は証人尋問の必要なしとの判断
公正な判決を求める署名 行政裁判=9176筆(5/24提出)
民事裁判=9268筆(6/5提出)
▼明治乳業争議団
7月25日、43次「京橋エドグラン座り込み」
17時〜18時のサマータイム!
「継続は力」・・・会社への確実なボディーブロー。
ご支援よろしく ?
▼帝京長岡高校教職員組合
7月31日(水)15時〜 第9回中労委調査
傍聴支援をよろしくお願いします。
▼鶴川高校教職員組合
7/31(水)17:00 解雇(都労委)第3回調査(都庁38階)
8/28(水)17:00 権利(都労委)第2回調査(都庁38階)
引き続き傍聴支援をよろしくお願いします。
▼JAL不当解雇撤回争議団
7月29日18:00〜 JAL争議都内6駅一斉宣伝
錦糸町・品川・高田馬場・後楽園・立川
有楽町マリオン前(ここは6時半からです。)
ご支援よろしくお願いします。
====東京争議団予定===
八月
〇九13:00三役会議
十〇13:00発送作業・全体会議
九月
〇六13:00三役会議
〇七13:00発送作業・全体会議
===行動予定===
七月
十一14:30明乳高裁424号
十二15:00東電モラハラ裁判(民事)結審 高裁101号行政
十七08:30東京争議団共同宣伝中労委
二二15:00東電モラハラ民事高裁809号
二五17:00明乳第43次座込み 京橋エドグラン前
二九14:00第一交通中労委調査
18:00JAL争議都内6駅一斉宣伝(有楽町マリオン前のみ18:00)
三一09:309・19東京地評争議支援 総行動第1次オルグ 地評5階会議室
17:009・19東京地評争議支援 総行動第2回実行委員会 地評5階会議室
15:00帝京長岡高校職員労組中労委調査
17:00鶴川解雇事件都労委38階
八月
〇七08:00東京争議団共同宣伝裁判所
十九17:00明乳第44次座込み 京橋エドグラン前
二〇08:30東京争議団共同宣伝中労委
二一09:309・19東京地評争議支援 総行動第2次オルグ 地評5階会議室
17:009・19東京地評争議支援 総行動第3回実行委員会 地評5階会議室
二六14:00KLMオランダ航空地裁631号
二八17:00鶴川権利都労委都庁38階
二九18:00JAL争議都内6駅一斉宣伝
九月
〇一〜〇二 東京争議団サマーレク
〇四08:00東京争議団共同宣伝裁判所
十八08:30東京争議団共同宣伝中労委
17:009・19東京地評争議支援 総行動コース責任者会議 地評6階応接室
十九 終日 9・19東京地評争議支援総行動
二七18:00JAL争議都内6駅一斉宣伝
二九 東京地評定期大会すみだリバーサイド
十月
〇二08:00東京争議団共同宣伝裁判所
〇四 終日 司法総行動
〇九18:309・19東京地評争議支援 総行動総括会議 地評5階会議室
十六08:30東京争議団共同宣伝中労委